漢方薬・生薬

千金鶏鳴散の効果とは?配合されている生薬や副作用を知っておこう

あまり聞きなれない千金鶏鳴散ですが、実は身近な怪我に効果を発揮します。

今回はこの千金鶏鳴散の効果や配合されている生薬について書いていきます。

金鶏鳴散(せんきんけいめいさん)の効果は?

打撲
千金鶏鳴散は全ての人に処方され「打撲」に効果がある漢方です。

  • 打撲による激しい痛み
  • 打撲による激しい腫れ

この2つに作用します。

千金鶏鳴散は病院で処方してもらうことも出来ますが、インターネットからも気軽に購入することが出来ます。

千金鶏鳴散は、1包に対し指定の水の量を入れて煎じて飲むタイプの漢方です。

千金鶏鳴散に配合されている生薬とは?

漢方
千金鶏鳴散には、打撲傷に作用するため3つの生薬をバランスよく配合しています。

ここではその生薬の種類や効果について書いていきます。

①大黄(だいおう)

ダテ科ダイオウ類の根茎を乾燥したもので、清熱、活血、駆瘀血作用があります。

そのため、便秘や熱性疾患、打撲、月経異常に使用されています。

②当帰(とうき)

セリ科トウキ属植物の根を乾燥したもので、血液の循環を活性化させる作用があります。

鎮痛、鎮静、強壮効果があり肩こりや月経痛、冷え性などに使用されています。

③桃仁(とうにん)

バラ科モモまたはノモモの種子を乾燥したもので、活血、排膿の効能があります。

月経障害や下腹部痛の改善に使用されています。

千金鶏鳴散の服用方法

漢方
千金鶏鳴散は、1包に対して水500mlを入れて煎じて飲みます。

錠剤や顆粒ではなく、煎じて飲むタイプなので、少し手間はかかります。

販売されている、処方されている量によって異なるので、服用する前必ず用法・用量を守って服用しましょう。

千金鶏鳴散の「大黄」に注意

注意
千金鶏鳴散には「大黄」が配合されています。

この大黄は、副作用に下痢や、腹痛、食欲不振が報告されているので、普段から胃腸が弱いという方は注意が必要です。

さらに一番重要なのは「妊娠中」に服用するのはおすすめしません。

実は大黄には子宮収縮作用や、骨盤内臓器の充血作用があり流産や、早産の原因になります。

大量に飲まなければ心配はありませんが、妊娠中は特に精神的にもデリケートになっているので、服用は控えた方がいいでしょう。

その他にも皮膚症状として発赤、湿疹、かゆみも報告されています。

服用していて少しでもおかしいなと感じたら服用を中止して医師の診察を受けましょう。

まとめ

千金鶏鳴散は打撲による痛みや腫れに効果があることがわかりました。

煎じて飲むタイプで、副作用の心配もあまりありません。

しかし、もし何かおかしいなと感じたことがあれば、服用を中止して医師の診察を受けましょう。

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記事執筆・監修

国際中医美容師

運営者

漢方生薬 研究所

漢方生薬研究所のスタッフによる執筆・監修記事です。漢方をはじめ、第二類医薬品や第三類薬品、健康食品、サプリメント、遺伝子検査の情報を配信しています。

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