二十四節気

二十四節季でみる『養生便り』

東洋医学では、心と身体のバランスを整え、自然治癒力を高めることで、
健康を維持すると考えます。
一年を24等分にした二十四節気(にじゅうしせっき)の視点で、
旬の食材と季節にあった養生法を取り入れ、健康的な毎日を送りましょう!

一年で最も暑い時期!大量の発汗が招く「エネルギー不足」に注意

「大暑(たいしょ)」は、一年で最も暑さが厳しくなる頃を指します。連日の猛暑と厳しい高温多湿な気候により、体力が奪われ、もっとも体調を崩しやすい時期です。

東洋医学では、この時期の旺盛な暑さを「暑邪(しょじゃ)」と呼び、体に様々な悪影響を及ぼすと考えます。いわゆる「夏バテ」や「熱中症」の引き金となるものです。

暑邪を受けると、体は体温を下げようとして大量の汗をかきます。しかし、過度な発汗は体内の水分を奪うだけでなく、生きるためのエネルギー(気)まで一緒に外へ流出させてしまいます。
これにより、「激しい疲労感」「だるさ」「食欲不振」といった深刻な夏バテ症状が引き起こされるのです。

体の熱を逃がす旬の食材と、冷えから胃腸を守るセルフケア

暑さのピークであるこの時期を乗り切るためには、水分補給と食事の工夫が欠かせません。

① 渇きを感じる前の水分補給
脱水や熱中症を予防するため、時間を決めてこまめに水分を補給する習慣を徹底しましょう。

② 夏野菜の力を借りる(ただし冷やしすぎに注意)
この時期に旬を迎える夏野菜や果物は、天然の水分補給として最適です。

水分&ビタミン補給に: トマト、キュウリ、ナス、スイカなど
これらは水分やビタミンが豊富なだけでなく、体にこもった厳しい暑さをクールダウンさせてくれる効果があります。

胃腸の冷えに注意:
冷たいコーラや麦茶、アイスなどを過剰に摂ると、胃腸の働きが急激に低下し、食欲不振や消化不良を悪化させます。夏野菜で適度に体を潤しつつ、飲み物は常温に近いものを選ぶなど、胃腸を冷やさない工夫も大切です。

ご自身のお身体に合わせた対策をして、この厳しい「大暑」の時期を少しでも快適にお過ごしください。

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記事執筆・監修

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漢方生薬 研究所

漢方生薬研究所のスタッフによる執筆・監修記事です。漢方をはじめ、第二類医薬品や第三類医薬品、健康食品、サプリメント情報を配信しています。

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