病気・未病

ストレスを呼び込む主な原因とは?予防法と対処法

ストレスはたくさんのデメリットを呼び込む困った存在です。その原因を知り効率的に対策をしていくことで、さまざまな疾患やリスクを防ぐことができます。

予防法や対処法について学んでいき、もしもの時に備えていってください。

ストレスによって起こる主な症状

ストレスを感じる男
ストレスは心身ともに衰弱させていく、リスクの高い存在です。主なストレスによる症状を把握していきましょう。

肉体的な影響

ストレスを受けると肉体はさまざまな反応を見せます。よく挙げられるのがかゆみや蕁麻疹です。人はストレスを感じると、「コルチゾール」という成分を分泌させます。

コルチゾールにはストレスへの抵抗力を高める効果があるため、これ自体は悪者ではありません。

しかしコルチゾールが分泌されるとヒスタミンの量が増え、神経に働きがけることでかゆみや腫れの症状を引き起こすのです。

体の各所に現れる神経痛や長期的な頭痛の要因ともなるため、ストレスは体に対して多くの支障をもたらします。免疫力の低下も起こるので、ウイルスや雑菌への感染リスクも高めてしまいます。

精神的な影響

ストレスが大きくなってくると気持ちに余裕がなくなり、些細なことでもイライラするようになります。

情緒不安定になり悲しみや不安の感情が大きくなり、かと思えば意欲や好奇心をまったく感じなくなるといった感情の起伏が激しくなるケースも出てきます。

強い絶望感にかられることも多くなるため、自死行動のきっかけとなることもあるでしょう。

ストレスの原因

ストレスを感じる男
ストレスの原因は非常に多岐に渡ります。一見いいことと思えるようなことでも、その人にとっては大きなストレスとなることがあるのです。

新しいことへの挑戦

新しいことへの挑戦は気分転換になり、未来への橋渡しとなります。しかし新しい行動というのはそれだけで多くのストレスとなり、そのときには気づかなくても後で無気力感に襲われるといったことが珍しくありません。

人間関係の変化

転職や異動といった人間関係が大きく変わることでも、人は強いストレスを感じます。人間関係が変わるとそれだけ気を遣う範囲が広まるため、神経過敏となり激しいストレスを感じることになります。

運動不足によるストレス

運動不足の状態が続くと気分転換がされず、徐々にストレスが蓄積されることになります。運動不足は血流の停滞を招くため、むくみや頭痛といったさまざまな諸症状を引き起こすこともあるのです。

睡眠不足による自律神経の乱れ

睡眠不足によって自律神経に乱れが生じると、疲れやすさやイライラといった症状が起き大きなストレスの要因となります。

そのストレスがさらに心地よい睡眠を阻害し、またストレスを呼び込むといった悪循環をもたらすことになるのです。

ストレスの予防法

ストレスボールを握る手
ストレスを予防していくためにはあくまで自分に無理がない範囲で、行っていく必要があります。

時間のバランスをコントロールする

仕事でもプライベートでもあまりに根を詰めすぎるとこだわりが強くなり、イライラ感が募り集中力が低下します。何をするにしても時間をしっかりと取り決め、この時間になったらやめるといった割り切りが必要となります。

時間割を事前に決めておけば余計なことを考える時間が減り、スムーズに計画を進めることができるようなるでしょう。

アルコールに頼りすぎない

一時的なストレス解消のためにアルコールに頼りすぎると、かえってストレスを呼び込むとになります。アルコールには興奮作用があるため、睡眠を阻害し依存症のきっかけとなることもあるのです。

アルコールはたしなみ程度にとどめ、泥酔するほどには飲まないようにしましょう。

生活環境をなるべく一定に保つ

引っ越しや転勤で生活環境そのものが変わることも、大きなストレスの原因となります。住む場所が変われば行きつけの店や風景が変わるため、日常生活におけるストレスとなるのです。

引っ越しや転勤があっても、なるべく生活環境を一定に保ちましょう。

ストレスの対処法

ストレスを予防し続けても、日常生活の中でストレスを感じることがあります。そういった場合は、少し違った工夫を行う必要があるでしょう。

ストレスチェックシートを利用する

ストレスチェックシートは主に企業が利用するものですが、一般人でも取り寄せることで行えます。チェックシートを利用すれば項目にチェックを入れ、後で集計するだけで自分のストレス状態を知ることができます。

職業別にアレンジを加えることもできるため、とても利便性のいい方法といえるでしょう。

相談する場を持つ

日々のストレスは、自分だけでは抱え込めないことがあります。誰かに相談することで、気持ちが楽になることがあるでしょう。直接人に言えない内容であるときは、地域の相談センターに相談することもできます。

ネット上では秘匿性の高いサービスを展開しているところもあるので、とにかく一人で悩まないようにしましょう。

メンタルトレーニングを行う

ストレスを感じやすくなっている原因は過度な完璧主義といった、性格的なことが要因となっていることがあります。

メンタルに関する実用書を読む・カウンセラーに相談する・普段の生活に少しの変化をもたらしてみるといった工夫を行い、メンタルトレーニングを行ってみましょう。

ストレスによって起こる他疾患

ストレスはそれだけではなく、他疾患を生み出す可能性があります。ストレスによって起こる弊害を学び、正しい知識を身につけましょう。

うつ病

主にストレスによって起こる症状です。ひどい無気力感や絶望感といったネガティブな感情に押しつぶされ、楽しみや幸福感を感じにくくなります。

精神だけはなく肉体への影響がある場合もあり、体に対する痛みや頭痛といった形で弊害が現れます。自死の原因となることもあるので、発症は大きなリスクといえるでしょう。

過敏性腸症候群

ストレスによって腹痛・下痢・吐き気といった症状が現れます。例えば大勢の前での演説や新しいプロジェクトへの参加といった、強い緊張を強いられる場面で発症します。

対策を行わないでいると慢性的な状態となり、より重症化していく可能性のある症状です。

パニック障害

強い緊張感やストレスによって、パニック障害が起こる可能性があります。パニック障害とは特別な理由がないのに強い動機や不安感に襲われ、パニック状態となってしまう症状を指します。

人によって違ってきますが中には死ぬような苦しみを感じるケースもあり、仕事やプライベートに大きく影響します。

がん

ストレスや大きな負担により免疫力が下がり、がん発症のきっかけとなる可能性があります。がんは胃や腸といった、体中にある臓器や皮膚といったさまざまな場所にできます。

生活習慣や食生活の改善といったことも大切ですが、ストレスの緩和を試みてがんができない体作りをしていきましょう。

糖尿病

長く食べ過ぎが原因といわれてきた糖尿病ですが、近年に入りストレスや疲れも、発症の原因であることが分かっています。

糖尿病は一度かかると完治するといったことがなく、一生付き合っていくことになるため大きなストレスの原因となります。疲れやすさや怠さも起こるため、生活のそのものに影響してしまうのです。

予め生活習慣に気を付け、ストレスのない生活を心がけていってください。

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記事執筆・監修

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漢方生薬 研究所

漢方生薬研究所のスタッフによる執筆・監修記事です。漢方をはじめ、第二類医薬品や第三類薬品、健康食品、サプリメント、遺伝子検査の情報を配信しています。

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