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頭痛・肩こり…高血圧のサインかも?東洋医学で取り組む高血圧対策

高血圧は『サイレントキラー』

高血圧は自覚症状がほとんどない場合が多く、
血圧が高い状態にあっても、医療機関を受診していない方が多いと言われています。

血圧が高い状態が続くと、血管に負担がかかり、
血管が傷つきやすく脳卒中や心筋梗塞などを
引き起こすリスクが高くなります。

このように、高血圧は気づかないまま命に関わる疾患へ
進行することがあるため、『サイレントキラー』とも言われています。

高血圧の症状改善に東洋医学の力

東洋医学では、血圧そのものを下げるのではなく、
身体のバランスを整えて高血圧にともなう症状を改善していきます。

血圧上昇時には頭痛、肩こり、めまいなどの症状が現れることがあります。

このような、高血圧の随伴症状に適応のある漢方薬には、
『七物降下湯(しちもつこうかとう)』『釣藤散(ちょうとうさん)』などが挙げられます。

他にも、高血圧を五臓で考えると、主に『心(しん)』、『肝(かん)』、『腎(じん)』が関連しており、気血水では血の巡りが悪い状態である『瘀血(おけつ)』も関係していると考えられています。

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記事執筆・監修

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漢方生薬 研究所

漢方生薬研究所のスタッフによる執筆・監修記事です。漢方をはじめ、第二類医薬品や第三類医薬品、健康食品、サプリメント情報を配信しています。

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