越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)とは一体なに?その効能と副作用を紹介
越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)は関節の炎症や湿疹などの皮膚の問題に効果的な漢方薬です。
関節や皮膚の問題は早期解決が大切になります。越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)をうまく活用してみましょう。
越婢加朮湯の効能
越婢加朮湯は関節の炎症・皮膚炎・発疹といった関節や肌の問題、そのほか夜尿症といった大人も子供も悩ませる尿の症状にも効果的です。
越婢加朮湯の副作用
まれに副作用を感じる人がいるので、ここで詳しく紹介していきます。
胃の不快感から起こる吐き気
胃に不快感があり吐き気の症状が起こるときには、越婢加朮湯による副作用を疑いましょう。
なにか違和感を感じたら服用を中止してください。
便通の障害
越婢加朮湯が原因で便通に障害が起こることがあります。下痢や軟便といった症状が起こり、排尿にまで影響を及ぼすこともあります。
特に思い当たることがないのに便通に異常を感じたら、服用を中止するか医師や薬剤師に相談しましょう。
発疹とかゆみ
肌がいつもと違う状態になったら副作用を疑いましょう。
動悸が起こり興奮状態になる
特に理由がないのに動悸が起こり、興奮状態が収まらないことがあります。
副作用は人によって異なるため、ここで書かれていること以外にも起こることがあります。何か異常を感じたら、医師や薬剤師に相談しましょう。
越婢加朮湯の使用に注意が必要な人
持病を持っている人
独断で決めてしまわず、医師や薬剤師に相談しましょう。
服用中の薬がある人
相互作用によって体に悪影響を起こすことがあります。医師や薬剤師に相談しましょう。
妊娠中の人
医師や薬剤師に相談しましょう。
体力のない人
越婢加朮湯はどちらかというと体力のある人に向いています。体調不良で体力が弱っている人は、慎重に服用しましょう。
老人や子供
老人や子供の中には体力が弱く、体調が安定していない人がいます。むやみに使用せず医師に相談することが大切です。
越婢加朮湯の服用には飲み合わせが重要
越婢加朮湯を処方され使用する際には、エフェドリン・テオフィリンを含んだ薬、または甘草を含んだ漢方薬は副作用を誘発する場合があります。
生活習慣を変えることも大切
生活習慣に問題が出てくると、自律神経のバランスが崩れ、さまざまな不調のきっかけとなることが珍しくありません。
普段の生活を見直し、健康的な毎日を手に入れましょう。
朝のウォーキング
太陽の光をしっかりと浴び、セロトニンの働きを活性化させることができれば、精神的にも良い影響を及ぼします。
外での運動が難しいときには日の当たる場所で、ストレッチやラジオ体操といった簡単な運動を行ってみるのもいいですね。
歩数計をうまく活用すればやりがいも生まれます。飽きない工夫を行っていきましょう。
食生活の改善
揚げ物や脂っぽいものばかりを食べていると消化に時間がかかり、胃酸過多を引き起こすこともあります。普段の食事をなるべく消化のいいものに抑え、胃を休ませるようにしてください。
逆に胃酸を分泌させやすいのが香辛料を使った料理やアルコールです。香辛料は刺激が強く胃の負担となります。アルコールは消化に時間がかかるので、これらの食品はなるべく抑えてください。
越婢加朮湯をうまく活用していこう
越婢加朮湯のエキスは関節や肌の症状に効果的な漢方薬です。
生活習慣の見直しも同時に行い、漢方薬の効果を最大限に感じたいですね。