漢方薬・生薬

黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)の効能とは?その特徴と副作用を解説

黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)は知らない人も多いと思います。しかし、二日酔いから肌荒れまで様々な症状に作用し安心して使うことのできるとっても便利な漢方薬なんです。

今回は、黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)の効能と特徴を詳しく解説していきます。

黄連解毒湯の効能

漢方薬
黄連解毒湯はのぼせやイライラといった症状から、二日酔いや胃炎や皮膚のかゆみなどの症状にも効果的で処方されます。

主に熱症状に働きかけ、強い発熱から肩こりなど、心身ともに起こる不調に働きかけてくれます。

黄連解毒湯の副作用

黄連解毒湯は、漢方薬なので比較的に副作用の症状は起こりにくいのですが、飲み方や服用方法、に問題があると以下の症状が現れると報告されています。

体の他の部分が調子が良くてもなにかしらの症状が現れた場合は、医師に相談するようにしてください。

また、漢方薬は年齢、体重、症状により適宜増減するので、記載されている用法・容量を守り、心配な点があれば医師や薬剤師に確認するようにしてください。

体のだるさ

体が重苦しい状態になったら副作用を疑ってください。

呼吸困難

息苦しさを感じ呼吸困難を起こすことがあります。

腹痛や下痢

腹痛が起こり下痢や便秘といった症状が長期間続くようなら、必ず使用をやめてください。

食欲不振と吐き気

食欲不振が起こり吐き気を併発することがあります。膨満感といった不快感を生じさせる症状も起こるので、長時間気持ち悪さが続くようなら副作用を疑いましょう。

発疹と痒み

体中に発疹が発生し、痒みも併発することがあります。皮膚に異常を感じたら副作用(アレルギー)を疑いましょう。

ほかにも黄疸や尿の色が茶褐色になるなど、さまざまな症状が起こります。副作用は人によって大きく変わるので、体に違和感があったら使用を休止し安静にし医師や薬剤師に相談しましょう。

黄連解毒湯の注意点

漢方の注意点
黄連解毒湯の使用に対し注意が必要な人がいます。使用するときには、必ず注意点を守りましょう。

また、漢方薬は、年齢、体重、症状により適宜増減するのでしっかりと医師や薬剤師に確認してから飲むようにしてください。

体が弱っている人は使用注意

体が弱っている人が使用すると、効能をしっかりと感じることができず副作用が起こる可能性もあります。

妊娠中の人

医師や薬剤師に相談してから服用しましょう。

持病を持っている人

持病を持っている人が漢方薬を使用すると、さらに症状を悪化させることがあります。

医師や薬剤師に相談しましょう。

ほかの薬を服用中の人

他にくすりを飲んでいる方は、自己判断せずに、飲み合わせを病院の医師や薬剤師に確認してから服用を開始しましょう。

子供や老人

子供や老人には体力のない人も多く、使用することで体に悪影響を及ぼすことがあります。

病院を受診し、医師や薬剤師に相談し診断した上で飲むようにしましょう。

漢方薬を服用しやすくするコツ

漢方薬
黄連解毒湯は、食前(食事の前)もしくは、食間(食事と食事とのあいだ)に水又はお湯にて服用します。

漢方薬は人によって癖を感じやすく、服用しにくいと感じる人が珍しくありません。服用しやすいよう工夫を行っていきましょう。

お湯で溶かして飲む

粉末タイプの漢方薬だと苦みのある粒が口内に残り、不快を感じる人がいます。お湯で溶かし、飲みやすくして服用してみましょう。

ゼリーに溶かして飲みやすくする

市販の好きなゼリーに混ぜて、そのまま飲んでしまうといった方法もあります。

薬専用のゼリーもあります。

苦みのあるお茶と混ぜる

渋茶などの苦いお茶に混ぜることで、苦みをうまく調和させることもできます。

オブラートを利用する

オブラートに包んで服用する方法は一番味を感じにくく手軽な方法です。

他疾患を疑ってみよう

疾患を疑う
不調が長期的に続く場合は、なにか病気が潜んでいるかもしれません。

うつ病

ストレスやホルモンバランスの乱れにより、精神に不調を来たす症状です。ひどい落ち込みや絶望感といった、ネガティブな感情に襲われ精神の安定を阻害します。

人によってはイライラや激しい怒りといった、激情的な感情が現れることもあります。

高血圧症

肥満・塩分の取りすぎで血圧が上がってしまい、のぼせやほてりといった症状が現れることがあります。

黄連解毒湯をうまく活用していこう!

黄連解毒湯は様々な症状に効果的で比較的即効性のある漢方薬です。

癖のある漢方薬を毎日服用していくには、工夫を行っていくことが大切です。無理のない方法で取り入れてみましょう。

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記事執筆・監修

漢方薬剤師/薬膳料理家/国際中医師/国際中医美容師

大久保 愛

「アイカ製薬」代表取締役。
秋田の自然で薬草や山菜を採りながら育ち漢方や食に興味をもつ。薬剤師となり中国の北京中医薬大学で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び資格を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て漢方・薬膳の専門家として商品開発・ライティング・企業コンサルティングなどに携わる。

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