桂枝加朮附湯(ケイシカジュツブトウ)の効能と副作用は?詳しく解説!
桂枝加朮附湯という漢方薬をご存知でしょうか。
ポピュラーとはいえない漢方薬ですが、使いやすい漢方薬です。
その効能とは?副作用とは?詳しく解説していきます。
桂枝加朮附湯の効能
桂枝加朮附湯は体を温め、関節痛や神経の痛みに働きがけてくれる漢方薬です。
冷えにも効果的なので、末端に違和感のある人にも使います。
また、これらの症状を放置すると自律神経を乱すこともあるので早めに対処しましょう。
桂枝加朮附湯の副作用
副作用がでることもあるので事前に確認しておくと安心です。
むくみ
桂枝加朮附湯を使用することで、むくみの症状が出てしまうことがあります。
胃の不快感
胃に違和感があり、吐き気や気持ち悪さを感じたら、副作用の可能性が高いです。
手足に異常を感じる
手足に痛みやしびれを感じることがあったら、副作用の症状が出ていることがあります。
動悸やのぼせ
特に理由がないのに動悸やのぼせを感じたら、副作用が出ていることがあります。
副作用は人によって症状の出方が違ってきます。
ここに書いてあることがすべてではないので、少しでも症状を感じたら使用をやめ医師や薬剤師に相談しましょう。
桂枝加朮附湯の注意点
妊娠中の人
母体や胎児に負担をかけることがあります。
かかりつけの医師に相談してから服用してください。
持病を持っている人
症状が悪化したり変化することがあります。かかりつけの医師に相談しましょう。
ほかの薬を服用している人
ほかの薬を服用している人が桂枝加朮附湯を使用すると、効能が悪い方向に働く場合があります。
医師に処方された薬はもちろん、市販薬を服用するときも注意が必要です。
桂枝加朮附湯の正しい飲み方とは
指示通り正しく飲むようにしましょう。
漢方薬は食前や食間に服用することが望ましいです。空腹状態であったほうが、効能を感じやすくなります。
漢方薬を挫折してしまう人の主な原因
せっかく漢方薬を飲み始めても、途中で挫折してしまう人がいます。その主な原因とはどういったものでしょうか。
独特の味や匂いに抵抗がある
漢方薬の独特の匂いや味に抵抗感じ服用をやめてしまう人が少なくありません。
苦みや甘み、酸味といった味が混ざり合っているので、飲みにくいと感じてしまうことがあるようです。
毎日ストレスなく服用を続けていくためには、自分でできる工夫をしてみましょう。
桂枝加朮附湯を飲みやすくする方法
独特の味わいがある桂枝加朮附湯を服用していくためには、自分で工夫を行っていく必要があります。
簡単にできる方法を紹介していきますね。自分に合った方法を探してみましょう。
ハチミツやメープルシロップに混ぜる
ハチミツやメープルシロップには適度な甘みととろみがあり、うまく漢方薬と溶け込ませることができます。
服薬ゼリー
服薬ゼリーは薬用に開発された便利なアイテムです。ゼリーになっているので食べやすく、薬が食道に引っかかることもありません。
市販のカプセルに入れる
粉末タイプの漢方薬だった場合、飲むのが大変だという話を聞きます。
そういったタイプの人は空のカプセルを購入して、その中に入れると服用しやすくすることができます。
桂枝加朮附湯をうまく活用していこう
桂枝加朮附湯は関節痛や神経の痛みといった、日常生活に起こりがちな問題を解消してくれる漢方薬です。
上手に桂枝加朮附湯を活用していきましょうね。