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体のかゆみや痛みなら桂麻各半湯(ケイマカクハントウ)その効能と副作用を解説

桂麻各半湯という漢方薬を知っているでしょうか?

桂麻各半湯はあまり知られていない漢方薬ですが、その効能を知ればとても魅力的な存在であることが分かります。

そんな桂麻各半湯ですが、一部注意点や副作用があるんです。

その効能はもちろん副作用や注意点を知り、正しく知っていきましょう。

桂麻各半湯の効能

風邪
桂麻各半湯は風邪の症状や体の痛み、かゆみに効果的な漢方薬です。

発汗作用があるので、風邪の早期解決にも役立てることができます。

体のかゆみや痛みを放置すると、ストレス性じんましんのきっかけとなることもあるんです。

症状を感じたら早めに対処してください。

桂麻各半湯の副作用

ほとんど副作用がないといわれている桂麻各半湯ですが、症状を感じてしまう人がいます。

事前に確認し、備えておくようにしましょう。
胃の不快感

体のむくみや手足のしびれ

体のむくみや手足のしびれを感じてしまう人がいます。

体全体や一部に膨張を感じるようなら、むくみを疑ってみてください。

確認が難しいようなら、鏡で確認したり気になる箇所を強くつかんでみましょう。

すぐに元に戻らないようならむくみの可能性が高いです。

何もしていないのに手足に違和感があったら、手足のしびれが起こっていることがあります。

筋肉がピクピク震える

特に何もしていないのに筋肉がピクピクと震えるようなら、副作用の可能性があります。

胃の不快感

胃が桂麻各半湯を受け入れることができず、胃に不快を感じます。

吐き気や気持ち悪さを伴うことがあるので、少しでも違和感があったらすぐに使用をやめてください。

不眠の症状

桂麻各半湯に含まれている麻黄には、不眠や神経の興奮を促す作用があります。

発汗作用がある桂麻各半湯なので、気持ち悪さから眠りづらくなることもあるでしょう。

発疹や赤み

体に発疹ができ赤みを伴うこともあります。

かゆみや痛みを伴う発疹もあるので、少しでも違和感があったらすぐに使用をやめてください。

排尿障害

排尿障害が起きることがあります。いつもより排出しにくいと感じたら、副作用を疑いましょう。

そのほかにも動悸やイライラといった、さまざまな症状が起きます。

副作用の症状は人によって違うので、ここで記述している内容がすべてではありません。

いつもと違うと感じたら、すぐに使用をやめてください。

その後、使用した桂麻各半湯をもって医師や薬剤師に相談すると安心です。

桂麻各半湯の注意点

薬 併用
桂麻各半湯は風邪の症状や体のかゆみ・痛みに効果的な漢方薬ですが、一部使用に注意が必要な人がいます。

妊娠中の人

妊娠中の人が桂麻各半湯を使用すると、体に不調を起こすことがあります。

人によって体調も違うので、必ずかかりつけの医師に相談するようにしましょう。

ほかの薬を服用している人

ほかの薬を使用している人が桂麻各半湯を服用すると、効果を打ち消してしまうことがあります。

組み合わせによっては体調不良のきっかけとなるので、飲み合わせに注意してください。

特にエフェドリン・テオフィリン、甘草には注意が必要です。

甘草は多くの漢方薬に配合されているので、ほかの漢方薬を服用するときは、裏面を確認するようにするといいでしょう。

異常な発汗や胃の不調を抱えている人

異常な発汗に悩んでいる人が桂麻各半湯を服用すると、さらに発汗を高めてしまうことがあります。

胃の調子が悪い人にも向いていないので、使用に注意してください。

持病を抱えている人

持病を抱えている人が桂麻各半湯を服用すると、体調不良のきっかけとなったり副作用が大きく出てしまうことがあります。

老人や子供

桂麻各半湯は体力のない人には向かない漢方薬です。老人や子供は、使用に注意してください。

かゆみの対策法

かゆみの症状に効果的な桂麻各半湯ですが、服用するだけでOKというわけではありません。

どんなに漢方薬を服用しても基本となる体に悪いことをしていれば、かゆみが長引いてしまいます。

普段の生活習慣を見直していきましょう。

保湿クリームで乾燥を防ぐ

乾燥はかゆみの大きな要因となります。保湿クリームを使用し、乾燥を防ぐようにしてください。

保湿クリームなら何でもいいというわけではありません。

アルコール入りのものを使用すると、敏感な肌を刺激してしまうことがあるんです。

なるべくアルコールフリーものを探すようにしてください。

患部を強くこすらない

かゆみの症状を起こしている肌を強くこすると、刺激によってさらにかゆみがひどくなることがあります。

かゆみを起こしている患部だけではなく、体全体を優しく扱ってください。

特に入浴の際は注意が必要です。綿や絹のボディタオルを使用するようにしましょう。

香辛料やアルコールを摂取しすぎない

香辛料やアルコールが毛細血管に作用し、かゆみを悪化させることがあります。

かゆみの症状を感じているときは、香辛料やアルコールを避けるようにすると安心です。

衣服や金属のアレルギーに気を付ける

衣服や金属によってアレルギー症状を起こすことがあります。

発疹ができたりかゆみを感じる人もいるので、肌に違和感が起こったら遠ざけるようにしてください。

その後も症状が解消されないようなら、医師に相談することも大切です。

そのほかにもストレスや生活習慣の乱れで、かゆみが起こることがあるでしょう。

桂麻各半湯の使用だけで安心せず、対策を行ってください。

桂麻各半湯が飲みにくいと感じたら

豆乳
桂麻各半湯にはさまざまな生薬が含まれているので、独特の味わいや苦みを発生させます。

人によっては飲みにくいと感じることもあるでしょう。

飲みやすくしていくためには、工夫を行っていくことが大切です。

ハチミツやハニーシロップに混ぜる

ハチミツやハニーシロップに混ぜて服用すると、飲み下しやすくなり楽です。

適度な甘みがあるので、桂麻各半湯が持っている味をうまくごまかすことができます。

チョコレートと一緒に食べる

溶かしたチョコレートと混ぜるのもいいでしょう。

すくってそのまま食べることができるので、とても便利です。

溶かしたチョコレートに混ぜて、そのまま固めれば気が向いたときに食べることができますよ。

豆乳と一緒に飲む

適度なとろみのある豆乳と一緒の飲むことで、つかえることなく飲むことができるようになります。

砂糖を混ぜたりフルーツを入れるといったアレンジができるので、使い勝手がいいです。

副作用に注意しながら桂麻各半湯を服用しよう

桂麻各半湯はほとんど副作用がない漢方薬ですが、胃の不快感やむくみといった症状を感じる人がいます。

そのまま服用を続けるとさらに症状が悪化することがあるので、少しでも違和感があったら使用をやめてください。

風邪やかゆみの症状に効果的な桂麻各半湯ですが、服用しているだけでは症状が解消されないことがあります。

生活習慣に気を付け、桂麻各半湯の効能をさらに感じやすくしていきましょう。

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記事執筆・監修

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漢方生薬 研究所

漢方生薬研究所のスタッフによる執筆・監修記事です。漢方をはじめ、第二類医薬品や第三類薬品、健康食品、サプリメント、遺伝子検査の情報を配信しています。

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