茵蔯五苓散(インチンゴレイサン)の効能とは?その副作用と症状を紹介
茵蔯五苓散(インチンゴレイサン)は水分代謝の異常や蕁麻疹などに効果的な漢方薬です。
今回は、茵蔯五苓散の効能と副作用について紹介します。
茵蔯五苓散の効能
茵蔯五苓散は、吐き気や下痢や二日酔い、むくみ、蕁麻疹など日常でよく起こる症状に効果的な漢方薬です。
茵蔯五苓散で起こる可能性のある副作用
まれに起こることもあるので、使用前に確認しておきましょう。
胃の不快感
吐き気を起こすこともあるので、長時間胃に違和感があったらすぐに使用をやめてください。
茵蔯五苓散の使用に注意が必要な人
持病がある人
持病の内容によっては、漢方薬がかえって症状を悪化させてしまうことがあります。
自己判断で服用はせず必ず医師に相談し、体の様子を見てもらうようにしましょう。
薬を服用中の人
ほかに薬を使用している人には、漢方薬を併用することでその症状を悪化させ、効果を相殺してしまうこともあります。薬を服用している人は、たとえ市販薬であっても注意が必要です。
妊婦
漢方薬が妊婦にどんな症状を起こすのか、分かっていない部分がたくさんあります。茵蔯五苓散を使うときには、自分で決めず必ずかかりつけの医師に相談してください。
同時に対策と予防を行うことも大切
効果的な漢方薬を使っていても一向に症状が解消されない場合は、生活習慣や自律神経の乱れにより、効能をしっかりと感じ取れていないケースがあります。
漢方の効能を最大限にまで活用することはできません。普段から生活習慣を整えストレスの少ない生活をこころがけましょう。
歩数計持参でウォーキング
ウォーキングは1度にたくさん歩くよりも、毎日の習慣にしましょう。
毎日歩いた方がいいとはいっても、だんだんモチベーションも下がってきます。そういったときに役立つのが歩数計です。
単純に歩数を図ってくれるものもいいですが、どれくらい歩いたのか集計してくれるものがいいでしょう。どれくらい歩いたのかパッと見ただけで分かるので、モチベーション維持に役立ちます。
中には消費カロリーを表示してくれるものもあるので、ダイエットにも役立ちます。
食事をよく噛んで食べる
忙しいとついつい早食いしてしまうことがあります。でもこれはおすすめしません。早食いをするということは、それだけ食べ物がカットされず胃に届くということです。
カットされなかった食べ物を消化するためには、胃がたくさん働かなくては行けなくなります。
その結果、胃酸が多く分泌され場合によっては、胃炎のきっかけとなることもあるんです。食べ物は必ずよく噛み、胃の負担にならないようにしましょう。
噛む回数は人によって大きく違いますが、都度30回前後は行っておくと安心です。
漢方を使うときに役立つアイテム
漢方は独特の苦みや甘み、風味があるものが大半で、なかなか飲みづらい存在です。そういった人を助けることができるアイテムが販売しているので、いくつか紹介しておきます。
オブラート
昔からある便利アイテムです。デンプンでできているので消化を邪魔せず、漢方薬を包むのには最適です。使用も簡単で中に茵蔯五苓散を入れ、そのまま飲むだけです。とても使いやすいので、常備しておくと何かと便利でしょう。
らくらく服薬ゼリー
薬を飲みやすくするために販売されたゼリーです。ゼリーに漢方薬を入れスプーンですくったり、そのまま飲むこともできるためとても便利です。
味もいちごチョコ風味やコーヒーゼリー風味といったラインナップがあるので、どなたでも使いやすくなっています。子供用のものも売っているので、お子さんに使用するときにも便利ですよ。
茵蔯五苓散を上手に活用しよう
茵蔯五苓散はそれほど知名度のある漢方薬ではないため、その効能をはっきりと知っている人はあまりいません。でも正しく知っていけばとても魅力的な漢方薬であることが分かります。
使用上の注意等をしっかりと守りながら、うまく活用していきましょう。