漢方薬・生薬

頭痛を解消したいなら呉茱萸湯(ゴシュユトウ)その効能と副作用とは?

呉茱萸湯(ゴシュユトウ)という漢方薬があります。

この漢方薬は年齢を問わず使っていきやすい漢方薬で、うまく活用していけばあなたのお悩みを解消していくことができるでしょう。

ただ長く使っていくことを考えると効能だけではなく、副作用や注意点を知っていくことも大切です。

この記事では呉茱萸湯(ゴシュユトウ)についての基本情報を、紹介していきます。

呉茱萸湯の効能

女性 頭痛
呉茱萸湯(ゴシュユトウ)は頭痛や嘔吐の症状に効果的な漢方薬です。

呉茱萸(ゴシュユ)・人參( ニンジン)・大棗(タイソウ)・生姜(ショウキョウ)といった生薬から形成され、上半身で起こる症状に効能を発揮します。

血行の促進を助ける作用もあるので、冷え性に悩んでいる人にも使っていきやすいでしょう。

生姜の独特の癖が気になる人が珍しくありません。

呉茱萸湯で、効率的に摂取するのもいいですね。

呉茱萸湯の副作用

呉茱萸湯はほとんど副作用のない漢方薬です。

でもまれに副作用が起きてしまう人もいるので、念のため確認しておいてください。

胃の不快感

体が呉茱萸湯を受け入れることができず、胃の不快感となって表れることがあります。

胸やけ・吐き気・嘔吐といった症状があったら、副作用を疑ってください。

分かりやすい症状がなくても、少しでも体調不良があったら使用をやめるのが無難でしょう。

発疹やかゆみ

体に発疹ができかゆみも感じるようなら、副作用の症状が出ている可能性があります。

はっきりとした発疹がなくても赤みやかゆみを感じたら副作用の可能性があるので、使用をやめたほうがいいですね。

肝機能の異常

例えばむくみや膨満感は肝機能に異常が出たことによって、症状として表れていることがあります。

特に理由がないのに体がむくんだようなことがあったら、使用をやめたほうがいいでしょう。

このようにほとんど副作用のない呉茱萸湯とはいっても、その人の体質や体調によってさまざまな症状が表れることがあります。

ここで書かれていることがすべてではないので、使用するときは自分の体調と相談してください。

医師や薬剤師に相談すると確実です。

使用した呉茱萸湯をもって、お近くの医師や薬剤師に問い合わせてみましょう。

呉茱萸湯の注意点

服用方法 注意点
呉茱萸湯は使用に注意が必要なケースがあります。

妊娠中の人

妊娠中の人が漢方薬を使用すると、体調不良のきっかけとなることがあります。

通常時とは違う妊婦の体はとても敏感にできているので、かかりつけの産婦人科医と相談しながら使用していきましょう。

持病を抱えている人

持病を抱えている人の体は、とてもデリケートな状態になっています。

独断で使用すると、体に何らかの異常を来たすことがあるので、必ず医師に相談しながら使用してください。

ほかの薬を使用している人

薬の中には呉茱萸湯との相性が悪いものがあります。

無理に使用すると体調不良を引き起こすことがあるので、すでに何らかの薬を服用している人は注意してください。

このように人によっては、呉茱萸湯の使用が向かない人もいます。

不安な人は医師や薬剤師、できればかかりつけの医師に相談するといいでしょう。

呉茱萸湯の正しい服用法

漢方薬である呉茱萸湯は正しく服用していく必要があります。

服用法を守るようにしてください。

漢方薬は何も食べていないほうが効能を発揮します。

食前や食間に水かお湯で服用してください。

食前は1時間程度、食間は前の食事から、2時間程度のことを指します。

できればジュースやコーヒーといった、味のついた飲み物で飲み下さないようにしましょう。

頭痛を放置するとどうなる?

一時的な頭痛はもちろん、長期的な頭痛の場合でも、放置していると他疾患のきっかけとなる場合があります。

必ずなるとは限りませんが、可能性として覚えておくといいです。

うつ病

頭痛が続くことで心身に支障を来たし、うつ病のきっかけとなることがあります。

頭痛は精神的ストレスを引き起こし、強い不安感を生み出すことがあるからです。

自律神経失調症

頭痛によるストレスから、身体バランスを保つために必要な自律神経のバランスが狂ってしまうことがあります。

自律神経に支障が出るとホルモンバランスを保てなくなり、精神や肉体にさまざまな症状が出てしまうことがあるんです。

不眠のきっかけとなることもあるので、早めに頭痛を解消していきましょう。

更年期障害

ストレスがホルモンバランスを乱れさせ、更年期障害のきっかけとなることがあります。

更年期障害は若年がかかることもあり、若いからといって油断できません。

頭痛が長期間に渡るとストレスが蓄積されるので、更年期障害を誘発する可能性が出てきます。

ここで書かれている以外にも、頭痛は疾患の発端となることがあるんです。

すでに体調不良が出ているときは、すぐに医師の診断を受けてください。

呉茱萸湯の服用を途中でやめてしまわないで!

呉茱萸湯を服用してもなかなか頭痛が解消されない・・・そういったときは、やめたくなってしまいますよね。

でも呉茱萸湯の服用を途中でやめてしまうのは、とてももったいないです。

呉茱萸湯のような漢方薬は、続けていくことで効能を発揮します。

症状だけではなく、症状の発端に働きがける傾向があるからです。

1回の使用で効果がない!と決めつけてしまわず、続けていくようにしましょう。

漢方薬を飲みやすくする2つの方法

薬 飲み方
呉茱萸湯の効能をしっかりと感じるためには、続けていくことが大切です。

でも漢方薬ならではの癖が苦手で、飲みにくいと感じる人が珍しくありません。

飲みやすくしていくためには工夫を行っていく必要があります。

その方法として主に2つの方法があるんです。自分に合った方法を選択してみてください。

服用に役立つアイテムの使用

薬を飲みやすくするためのアイテムが、各社から販売されています。

例えば錠剤を砕くアイテム、薬を飲むために開発されたゼリーといったアイテムをうまく使い、飲みやすくしていくことが大切になるでしょう。

食品をうまく利用する

漢方薬は水かお湯で服用することが望ましいです。

でもそれでは漢方薬の味自体は変わらないため、飲みやすさの点を考えると頼りないでしょう。

医師によって判断は違いますが、飲みやすくするために食品を使ってみるといいという考え方があります。

適度に食品と混ぜるといった、工夫を行っていくといいですね。

特に保存が利き、好きなときに利用できる食品を使っていくと便利です。

例えばコンデンスミルクやチョコクリームといった、チューブで保存されている食品を使うと便利でしょう。

呉茱萸湯をうまく活用していこう!

頭痛や冷え性といった悩みを抱えている人にとって、呉茱萸湯は使っていきやすい漢方薬です。

でも独特の癖を持っている漢方薬は、続けいていくのに困難を伴うんです。

飲みやすくしていくためには、アイテムや食品をうまく使っていくことが大切となります。

呉茱萸湯の特徴を知り、うまく活用していきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

記事執筆・監修

運営者

漢方生薬 研究所

漢方生薬研究所のスタッフによる執筆・監修記事です。漢方をはじめ、第二類医薬品や第三類薬品、健康食品、サプリメント、遺伝子検査の情報を配信しています。

関連おすすめ記事

同じカテゴリ新着記事

TOP
何かお困りですか?