冷え性はサプリメントで解決!冷え性対策で冬を乗り切ろう!
何かと体が冷えてくる秋は風邪を引きやすい時期です。
さらにそこから冬に向かってどんどん寒くなってくると気になるのが手足や体の冷えです。
寒い冬になると一般的に冷え性と呼ばれる症状が出ていて悩みを抱えているという女性がとても多いです。
冷え性対策グッズも数多く販売されていて、体内から冷え性対策が出来るとサプリメントが注目を集めています。
今回の記事では、サプリメントは冷え性に効果があるのかご紹介します。
冷え性サプリメントとは?
私たちの身体は常に熱を作りだしています。
基礎代謝と呼ばれる呼吸や心臓や肺などの臓器を動かすことによってカロリーを消費する機能もあります。
これらの活動によって全身の体温を保っていられるのですが、基礎代謝が低くて熱を生み出しにくい人は冷え性になりやすいです。
冷え性対策に身体を温めるのが一般的ですが、サプリメントの働きによって体内から身体を温めてくれるのです。
女性は特に生理があるためホルモンバランスが乱れてしまったり、男性に比べて筋肉量が少ないため生み出す熱が少ないと言われています。
また、冷え性の原因の一つに血の巡りが悪いということも挙げられます。
血の巡りが悪いと熱が血液に乗って上手に流れず、手足の先まで熱がうまく伝わらないのです。
そんな血めぐりをビタミンやミネラル、その他の有効成分で改善してくれるサプリメントがあります。
自分の冷え性タイプを見極めて適切な商品を選択することが冷え性対策の第一歩なのです。
サプリメントに含まれる成分
サプリメントには多くの栄養素・有効成分が含まれていて、それが冷たく冷えた手足に効くとされています。
サプリに含まれる栄養素は基本的に食べ物にも含まれているものです。
しかし普段の生活では摂取するものが難しいものもあるため、サプリメントを利用して冷える身体を温めるという人もいます。
特に免疫力が低下して不調が出てくる40代からサプリメントを服用する人が増えているのです。
そんなサプリメントですが、冷え性に効果のある成分にはどのようなものがあるのか代表的なものをご紹介します。
即効性のあるもの
冷え性をすぐに解消したい!そんな人におすすめなのが「唐辛子」などのスパイスです。
唐辛子を始めとした香辛料には血行促進効果があり、身体を温めて汗を流す発汗作用があります。
身体がすぐに温まるだけでなく毛穴に詰まっている老廃物の排出にも繋がるため美容にも良いと言われています。
時間がなくて運動出来ないけど汗を流したいという美意識の高い方で毎日食事に唐辛子を入れてカプサイシンを摂取しているという人もいます。
サプリメントに使われているもので有名な成分は「カプサイシン」で、唐辛子に多く含まれています。
カプサイシンは冷え性改善だけでなく脂肪燃焼効果や便秘解消、美肌効果など様々な効果があります。
持続性のあるもの
冷え性改善をしたいけど、辛いものは苦手だし持続力のあるものが欲しい!と思われる方もいらっしゃいます。
そんな方におすすめなのが生姜です。
生姜はとても面白い食材で、生のショウガと加熱処理された生姜では成分に違いがあり、効果にも違いがあるのです。
生の生姜には「ジンゲロール」と呼ばれる殺菌力と発汗作用のある成分が多く含まれています。
加熱処理された生姜はジンゲロールが「ショウガオール」に変化します。
ショウガオールは血管を拡張させて血流を良くしたり、胃腸を中心に内蔵を刺激してねつを生み出すなど冷え性改善にぴったりな効果です。
血流の悪い方や基礎代謝の低い方でも効率よく身体を温めることが出来るため非常におすすめです。
重要なのがショウガオールは100℃以上で加熱すると壊れてしまうという点です。
ご自宅で試したい場合は加熱のしすぎに注意して生姜湯などで摂取することが良いのですが、面倒であればサプリメントに頼ると良いでしょう。
冷え性改善はサプリメントよりも漢方薬
生姜や唐辛子には冷え性改善効果があることがおわかり頂けたと思います。
しかしサプリメントと言っても数多くの種類があって、どれを選べばいいのかわかりません。
さらに自分の体質や年齢などによって効き目があるもの・無いものなど違いが顕著に現れます。
そんなサプリメントに不安を抱える方におすすめなのが漢方薬です。
漢方薬は遥か昔の中国で誕生した医学が日本へ伝来し、日本国内で独自の発展を遂げた日本の医学です。
更年期障害などの自律神経系の異常から病気の一歩手前と言われる未病まで幅広くカバーしてくれるのです。
漢方薬には様々な種類があり、年齢・体質・出ている症状・体力など様々な情報からピッタリな薬を選択できるのです。
さらに漢方薬は動物・植物・鉱物などから取れる天然由来成分を生薬として用いています。
生姜も例外ではなく、漢方薬では多くの薬に使われている有名な生薬の一つです。
漢方薬は医薬品なので使用方法もしっかりと定められています。
次はそんな漢方薬の中でも冷え性に効果があるとされているものをいくつか見ていきましょう。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
体力が中等度以下で手足に冷えを感じていて下肢の冷えが強い人に処方される漢方薬です。
名前に「生姜(ショウキョウ)」が含まれているように、主成分の一つとして生姜が使われています。
腰痛や月経痛にも効果を発揮してくれるので、生理痛で辛い女性の方にもおすすめです。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
桂枝茯苓丸は体力がある方向けの漢方薬で、ストレス性の下腹部痛・肩こり・頭痛・めまい・冷え性などの症状が出ている方におすすめです。
血の巡りを改善し、身体を温める効果があるため生理痛の緩和や冷え性の症状が出ている方はぜひお試しください。
こちらの漢方薬には生姜は含まれていません。
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
防風通聖散は肥満症患者に処方される薬で、基礎代謝を上げてくれる漢方薬です。
基礎代謝を上げることで身体は熱を持ち、発汗作用・冷え性改善効果が得られるのです。
ダイエットにも良いとして近年ではダイエットをする女性が買い求めています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、サプリメントは冷え性に効果があるのかご紹介しました。
男性・女性問わず末端冷え性の方は冬に自分の手足の冷たさで眠れないほどになってしまいますが、ドラッグストアや薬局などで売られているDHCなどのサプリメントを試せば冷え性はある程度改善します。
しかしサプリメントは健康補助食品なので試す人によっては効果に違いがあり、口コミで判断するのは少し難しいです。
そんな時におすすめなのが国が薬として認めて医療機関でも処方されている漢方薬です。
漢方薬は冷え性改善以外にも月経痛の緩和や肩こり・頭痛などの症状にも効果があるため、冷え性以外にも悩みを抱えている方は是非お試しください。