遺伝子

市販の遺伝子検査キットであらゆる病気の発病リスクが把握できる!

家族でガンの人がいれば将来ガンになりやすいと言われていたり、体型が親子で似ていたり遺伝というものは私たちの身近にあります。

そんな身近な存在である遺伝を簡単に検査できる市販のキットがあります。

必要なサンプルを自分で採取し、専門機関へ郵送するだけで自分がどういう遺伝子多型を持っているのか、どのような病気にかかりやすいのかなどを把握することが出来ます。

今回は遺伝子検査でわかる病気のリスクについてご紹介します。

遺伝子検査って何?

そもそも遺伝子検査とはどのようなものなのでしょう?

多くの人は血液を採取して専門の機械で長い時間をかけて解析すると思っています。

ですが、市販されている遺伝子検査キットでは口内の唾液粘膜から遺伝子を解析します。

私たちの体は約60兆個もの細胞で構成されています。

その60兆個の細胞全てに遺伝子情報は組み込まれているため、どこのサンプルを取っても遺伝子情報を解析することが出来るのです。

よく「DNA」という言葉を聞きませんか?

DNAとは身体を作るための設計図と言われていて、このDNAの情報によって体のあらゆる器官や臓器が作られます。

DNAは卵子と精子の中に半分ずつ存在し、受精してそれらが混ざることで親のDNA情報が子供へ受け継がれていきます。

わかりやすい例で言えば肌や目や髪の色の違いや髪質など個人の外見的な特徴が挙げられます。

あまりイメージしやすいとは言えませんが、この外見的な特徴と同じように病気の発病リスクもDNA情報によって遺伝します。

このようなDNAによって親から子へ受け継がれていく情報を「遺伝形質」と呼んでいます。

その遺伝形質を決める因子を遺伝子と呼び、区別しています。

つまり遺伝子を検査するという事は親から子へ受け継がれている情報を調べるという事なのです。

この技術を応用することで、自分の祖先のルーツを辿ることも出来ます。

歴史を感じる旅を遺伝子検査から行えるので是非お試しください。
k10

遺伝子検査でわかること

では遺伝子検査を行う事で何がわかるのでしょう?

遺伝子は親から子へ代々受け継がれている情報のことですよね。

遺伝子を検査することで病気の発症リスクを把握できることは有名です。

アメリカの著名な女優であるアンジェリーナ・ジョリーさんが健康な状態にもかかわらず、がん予防のために両乳房と卵巣を切除したというニュースがあります。

アンジェリーナジョリー家は元々ガンの家系で、祖母と母もガンで亡くなっていました。

アンジェリーナジョリーさんも遺伝子検査を受けた際に将来乳がんが発症する確率が87%もある診断結果でした。

そのため乳がんと卵巣がんの発症リスクを下げるために切除手術に踏み切ったというわけです。

現実的には定期的な検査頻度を上げるだけでよかったのではないのかという考え方もあるので物議を醸しだしたわけです。

このように遺伝子検査では将来発病する病気のリスクをしっかりと把握することが出来るのです。

リスクを把握すれば自分の生活習慣を見直し、予防に役立てることが出来ます。

遺伝子検査のメリット

遺伝子検査を行う事でどのようなメリットがあるのでしょう。

遺伝を調べたところで遺伝子をいじれるわけではないのだから無駄なのでは?と思う方もいることでしょう。

しかし遺伝子検査を行うメリットは多数あります。

k12

様々な病気の発病リスクを把握できる

遺伝子検査でわかる病気として有名なのがガンです。

ガンは胃、肝臓、肺、大腸、皮膚など様々な臓器に発生します。

ガンで亡くなる人は年々増加傾向にあり、治療することが難しい病気の一つです。

遺伝子検査ではガンのほかにも心筋梗塞や高血圧、花粉症、糖尿病などの生活習慣病に関係している病気のリスクも調べることが出来ます。

そのほかにも購入するキットによって異なりますが、検査できる関連項目は100項目以上もあります。

意外と知らなかった病気の発病リスクを把握できるかもしれませんよ。

予防につながる

遺伝子検査で発病リスクを把握することでその病気に対する予防に意識的に取り組めます。

遺伝的な要因で発病する確率は30%程度と言われていて、残りの70%は環境要因によるものです。

自分がかかりやすい病気を知ることで定期的に健康状態をチェックしたり、健康的な生活を送る助けになります。

自分の意識を変えるためにもぜひ受けてみてはいかがでしょうか。

サービスが充実している

検査キットには多くの特典が付いてきます。

例えば健康管理のためのアドバイスや食事管理の仕方など健康的な生活を送るのに欠かせない情報を提供してくれます。

また、検査結果を見やすいグラフや丁寧な説明を添えてくれるなど各社サービスが充実しています。

郵送で紙の検査結果が送られてきても無くしてしまうという人でも安心出来るようにアカウントを登録し、ログインすることで自分の検査結果をインターネット上で確できるサービスもあります。

遺伝子検査キットの注意点

遺伝子検査キットにはいくつか注意点があります。

メリットがある分デメリットももちろんあるため、しっかりとデメリットを把握した上で使用するようにしましょう。

いくつかの注意点を挙げますので参考にしてみてください。
k13

確実性はない

遺伝子検査キットで行う検査に現時点で確実性はありません

将来必ず発症する疾患をピックアップするのではなく、発症するリスクを割り出すものです。

肺がんの可能性が高いから将来肺がんになるのではなく、肺がんを予防・改善するための未来の自分への先行投資だとお考え下さい。

分析結果に違いがある

遺伝子に関しては研究途中のものが多いです。

検査キットで解析できるのはごく僅かで、今まで行われた統計によるものとお客様のデータを照らし合わせているため、メーカーによってバラツキがあります。

過去の検査数が多いメーカーを比較し、選ぶことが確実です。

データは時間が流れるごとに更新し、それに伴って結果も変化しています。

メーカーによっては結果が更新でき、最新の情報を提供しているタイプもあります。

常に自分の情報を知っておきたい人はそういったサービスを提供している会社を選びましょう。

DNAは個人情報

DNAは個人を特定できる個人情報でもあります。

犯罪捜査では犯人を絞り込むのに有力な手掛かりとして有名ですよね。

自分の個人情報を渡すわけですから、海外の怪しい会社に依頼するのではなく、日本国内に会社があって国内で検査しているメーカーを探すことも大切です。

会社によっては1年保管し、その後は唾液や個人情報を全て破棄する方針の所もあります。

個人情報の危機管理はしっかりと行いましょう。

検査キットは医療行為ではない

検査キットは医療行為ではありません。

一般向けに行われている検査で、医師が行う検査ではないため保険が適用されません。

また、医学的な根拠も乏しいため健康診断などへの影響力もありません。

あくまでも目安としてお考えください。
k14

まとめ

いかがでしたか?

今回は遺伝子検査でわかる病気のリスクについてご紹介しました。

遺伝子検査はガンなどの病気のリスクや祖先が簡単にわかる方法で、今人気となっています。

検査キットを使えば費用も安く、健康を意識出来るなどのメリットがあります。

遺伝子検査キットにはマイコードやプロップジーン ヒト体質遺伝子検査キット、ジェネシスヘルスケアなど様々な種類があるため、自分の目的に合わせて利用してください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

記事執筆・監修

株式会社DNA FACTOR 代表取締役

米田 真耶人

DNA FACTOR INC. 代表取締役
2015年5月 福岡に遺伝子検査施設(FUKUOA LAB.)設置し、DTCを中心とした遺伝子解析サービスを行う。自社に分子生物学に精通した現役医師が在籍し解析を行っている。
バイオテクノロジーの進歩に応じた、消費者のライフスタイルやマインドの変化をフォロー(パーソナライズ)することを目指す。また、自社独自の遺伝子データの蓄積分析等、主にドライ研究の実施を行い、研究者支援や子どもたちがバイオテクノロジーに触れる機会を促す活動も合わせて目指す。

関連おすすめ記事

    関連記事がありません

同じカテゴリ新着記事

TOP
何かお困りですか?