病気・未病

神経痛の原因はこれだった!その予防法と対処法とは?

神経痛は発症した人に痛みとストレスを与える嫌な症状です。実は神経痛には起こってしまう原因があり、予防と対処を行っていくことで症状を軽減することができるのです。

神経痛になったときの対処法を知っていき、もしもの時に備えましょう。

神経痛で起こる症状とは

神経痛
神経痛は末梢神経における神経走路という部分に沿って、強い痛みを感じる症状です。発作的な痛みを伴うので非常にストレスを感じ、本人を深く悩ませます。

末梢神経自体は体全体にあるため、痛みを感じる場所も多岐に渡ります。

三叉神経痛

三叉(さんさ)神経痛は顔のこめかみ・顎・頬に痛みを感じる症状です。血管が神経に触れることで痛みを感じ、ちりちりとしたような不快な症状を伴います。

目・顎・頬を中心に痛みを感じるため、集中力の低下を引き起こすリスクがあります。

肋間神経痛

肋間神経痛は肋骨に沿って強い痛みを感じる症状です。治癒した後も神経痛として残るリスクを伴います。くしゃみやちょっとした動作でも痛みを感じることがあるため、大きなストレスの原因となります。

坐骨神経痛

坐骨神経痛はお尻・太もも・ふくらはぎ・足の裏にかけて、痛みを感じる症状です。特に座るときにひどい痛みを感じるため、座り作業が非常に困難になる症状です。

舌咽神経痛

舌から喉にかけての神経が刺激されることのより、痛みを感じる症状です。主に食事をすることにより痛みを感じる症状で、食欲低下のリスクが伴います。

頭部神経痛

顔面や頭部が神経により痛む症状です。痛みが起こるきっかけがまちまちなため、突発的な痛みを発症することがあります。

ほかにも外側大腿皮神経痛や眼窩神経痛といった、さまざまな症状が体全体に起こります。

神経痛を発症する原因

神経痛
神経痛は体の各所に現れるためその原因も多岐に渡ります。

ストレスによる過剰反応

普段から強いストレスや不安を抱えていると、痛みに対しての反応が過剰になります。神経痛が解消された後も少しの痛みで強いストレスを感じることがあり、痛みの悪循環へと続いていくことがあります。

加齢により体の変化

加齢に伴い体に変化が生じ痛みを感じるケースです。例えば腰部の脊柱管が加齢に伴い形を変え、その結果神経が圧迫され痛みを引き起こすことがあります。

長年の姿勢の悪さによる、椎間板の変形

長年に渡り姿勢が悪い状態を続けていると椎間板が変形し、髄核がはみ出すことで神経を刺激します。そのため強い痛みを感じ、時に仕事にも影響します。

仕事やスポーツで一定の姿勢を続けることが多い人は、姿勢を変える工夫を行い一定期間休むことが大切になります。

事故をきっかけとした神経痛

交通事故等が起こることで体の中に障害が起こり、神経痛となって発症することがあります。

神経痛の予防法

神経
神経痛は一度発症すると症状が長引き、後遺症を発生させる可能性もあります。普段から予防を心がけ、神経痛にならないようにしましょう。

自然な姿勢を心がける

猫背や不自然に偏った姿勢を繰り返すと、椎間板が変形するリスクを高めます。座っているときや歩いているときも、姿勢をよく保つように心がけてください。

例えばデスクワークで猫背になる機会が多い人は、椅子とパソコンの高さを調節していきましょう。便利アイテムを利用する手もあります。

例としてノートパソコンスタンドを使って、使用しているノートパソコンの高さを調節するととても便利です。

適度な運動によりストレスを解消

無理のない適度な運動を繰り返すことにより、心身共のストレスを緩和することができます。ストレスをためすぎると神経が過敏になるため、ストレスを解消するだけで痛みが軽減することもあります。

正しい姿勢で運動を行うようにすれば姿勢をよくすることにつながるので、神経痛自体を予防することもできるでしょう。

自分でできる神経痛の対処法

神経痛は普段からの行動で、予防していかなくてはならない症状です。でももしなってしまったときには、対処していくことが大切になります。

無理のない姿勢で横になり安静にする

神経痛を感じたときには無理のない姿勢で横になり、安静を意識するようにしましょう。ゆったりとした時間を過ごすことでストレスが緩和され、痛みを軽減することにつながります。

患部を温める

神経痛を感じたら患部を温め、血行の流れをよくしましょう。カイロや温めたタオルを当てることで、痛みを軽減することができます。ぬくもりを感じることができる、腰用ベルトを利用していくのも手です。

サプリメントの利用

特にビタミンを豊富に含んだサプリメントを、服用するのもいいでしょう。B1・B6・B12は神経や筋肉に働きがけ、神経痛を防いでくれます。

サプリメントはメーカーによって配合量が違うので、よく裏面を確認しておくようにしてください。食事とのバランスを考えながら、適量取っていくことを意識すると安心です。

痛みを軽減する作用のある市販薬を使用

鎮静作用のある内服薬や貼り薬を利用するのもいいです。鎮痛消炎成分が配合されたものを選んで、使用してみましょう。

病院で神経痛を治す方法

病院
一言に神経痛とはいってもその原因は多くあります。自分が痛みを感じている部分と関係のある診療科を選ぶようにしましょう。

例えば三叉神経痛なら神経内科といった感じです。複数の要因が重なっている場合、選ぶのが大変になるので総合病院に行った方が後々楽ですね。

もし普段通っている病院があるなら、主治医に相談してみるという手もあります。

他疾患によって起こる神経痛

単なる神経痛ではなく、他疾患が原因で発症する神経痛があります。疾患を把握し治療を受けていけば、困った神経痛が解消されるでしょう。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)

帯状疱疹はみずぼうそうウイルスが、体内に侵入することにより起こる症状です。

片側に赤い水泡のような発疹ができ、痛みを伴うこともあります。通常、1~2週間で回復しますが、神経痛という形で後遺症が残るケースも存在します。

ウイルス自体は誰でも持っているポピュラーなウイルスですが、健康な状態であれば問題を起こすことはありません。

帯状疱疹は老人や免疫力の落ちた若者でも発症することがあり、人によって重症化することもあります。

手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)

手根管症候群はデスクワークや音楽家といった、指をよく使う人に現れる症状です。指に慢性的なダメージを与え続けると、手の中にある正中神経が圧迫され続け神経痛となって現れます。

糖尿病神経症(とうにょうびょうしんけいしょう)

糖尿病によって血糖値が慢性的に高い状態にあると、運動神経や知覚神経系が阻害され手足の痛みとなって現れます。症状が深刻化していくと、顔面神経麻痺へと続いてく可能性も出てきます。

柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)

柱管狭窄症は長年に渡り、腰にダメージを受け続けたことによって起こります。

通常の状態ではそこまでの痛みを感じませんが、歩くといった動作を行うことで下肢に痛みを発症します。歩くたびに痛みを感じるので、仕事やプライベートに大きく関係してくる症状といえるでしょう。

疾患によって起こる神経痛の中にはただの痛みだけではなく、歩行障害や気分の変調を起こすものもあります。少しでも思い当ったら、医師に相談してください。

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記事執筆・監修

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漢方生薬 研究所

漢方生薬研究所のスタッフによる執筆・監修記事です。漢方をはじめ、第二類医薬品や第三類薬品、健康食品、サプリメント、遺伝子検査の情報を配信しています。

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