病気・未病

肩こりが起こる原因とは?予防と対処をしていこう!

体調の変化で起こる肩こりはあまりに日常化してしまうと、放っておいてしまう人も多いでしょう。実は肩こりの原因にはさまざまなものがあり、放っておくとリスクを呼び込むことがあります。

事前に予防を行い、場合によっては対処していきましょう。

肩こりとはどういった症状?

肩こり
肩こりとは肩周辺に、違和感・こり感・重苦しさを感じる症状です。痛みや頭痛といった諸症状を併発することもあり、腰痛と並び日本人の多くを悩ませる症状です。

肩こりとはいっても肩にのみ症状が出るのではなく、僧帽筋と呼ばれる肩から背中にかけての筋肉に症状が出ることもありその範囲は広いです。場合によっては肩こりが原因で、腕や手先のしびれを起こす可能性もあります。

肩こりが起こってしまう原因とは

肩こりは判断が難しい症状であり、その原因はとても多岐に渡ります。

同じ姿勢を取り続ける作業

デスクワークや精密作業といった、一定の姿勢が必要とされる作業を続けていると肩こりの症状が出ます。こういった作業では特に肩周辺に対する負担が強く、緊張状態が続くことで肩に対して強い症状を表すのです。

作業の最中でも短時間姿勢を変えてみるといった工夫を行うことで、症状が解消される可能性があります。椅子の高さを変えてみるといったことも、それほど手間をかけずに負担を軽減することができるでしょう。

慢性的な運動不足

運動不足が慢性的になってくると血流が阻害され、肩こりの症状を引き起こします。筋肉が使用されないため、緊張や疲労がなくならなくなるのも一つの要因といえるでしょう。

ストレスによる自律神経の活発化

過剰なストレスを受けると体の筋肉が緊張し、肩こりを起こします。ストレスは自律神経を過敏にするため、体がほぐれることがなくなってしまうのです。

寒さによって肩の筋肉が緊張する

気温が寒くなってくると肩の筋肉が緊張します。そのため血液のめぐりが阻害され、肩こりの要因となることがあります。極端な気温の変化も体中の自律神経を乱すため、気候には注意しておいてください。

冷え性

何らかの理由で冷え性を発症すると、体中の血流が阻害され肩こりを生み出します。冷え性は一度発症すると季節を問わず体の健康を阻害するので、一刻も早い措置が必要とされます。

肩こりの予防法

肩こり
肩こりは発症すると解消していくのがとても大変です。予防を普段から行い未然に防ぎましょう。

適度な運動によって血行を良くする

体全体を動かす運動を行うことで、肩の血流をよくすることができます。とはいってもあまりに激しい運動を行うとストレスとなり、かえって肩こりの症状を悪化させます。

ウォーキング、軽いストレッチ、ラジオ体操といった、気楽に行える運動を行っていきましょう。より運動効果を感じたい場合はパーソナルトレーナーのいるジムに通い、より実践的な運動を行うのもいいです。

肩や首元を保護する

肩や首元を保護し、なるべく冷やさないようにしましょう。特に冬は肩の空いた服を避け、マフラーやカイロで保護するようするようにしてください。夏場であってもエアコンが原因で肩が非常に冷えることがあります。なるべくエアコンの近くを避け、常にストールを携帯しておくと何かと便利でしょう。

人間関係を見直す

人間関係は多くのストレスを生み出す要因となります。あまりに大きなストレスを感じると、自律神経の乱れを生み出すことにもなってしまうのです。

人間関係が負担となっている場合は、ストレスの原因となる相手との付き合いをやめてみることを強くおすすめします。

締め付けの多い服を着ない

意外に侮れないのが服装です。きつくサイズの合わない服を着続けると、それだけで体中に緊張が走り長じて肩こりの原因となります。なるべくフォルムのゆったりとした、締め付け感のない服装を意識しましょう。

肩こりの対処法

肩こり
肩こりは気づかないうちになっていることが多い症状です。もしすでに肩こりになってしまっていて、何とかしたいと考えている場合は対処法を参考にしてください。

入浴剤の入った湯船につかる

最近ではシャワーだけで湯船につからない人が増えています。シャワーのみだと体温が上がるのに時間がかかりお湯が当たる場所も限られているため、血行促進がそれほど行われない場合があるのです。

入浴の際は必ず湯船に入りゆったりと、10分程度はつかるようにしてください。お湯の温度は37度〜39くらいのぬるま湯がおすすめです。

その際には入浴剤を使用するようにすると、より効果的にリラックス効果を得ることができます。入浴剤がないときは精油でも大丈夫です。自分の好きな香りを選択することで、気持ちの安定が得られるでしょう。

各種ビタミンを配合したサプリメント

ビタミンB1、B6、B12は血行促進や疲労回復に効果的で、体全体の健康を助けます。サプリメントの中には各種ビタミンがバランスよく配合されているものもあるため、自分に合ったサプリメントを選んでいきましょう。

サプリメントに含まれている配合量はメーカーごとに違ってきます。配合量に注意して購入してください。

肩や首元をマッサージする

マッサージを行うことで、肩の血行を良くすることができます。その際に大切なことは強くもまないことです。あまりに強くマッサージしすぎるとかえって血流が阻害され、逆効果となってしまうのです。

マッサージをする際には予め温めたタオルで肩をほぐし、優しくマッサージを行うようにしてください。

市販薬を利用する

肩こりに効果的な市販薬を使うのも手です。鎮静成分の入ったシップを利用するようにしましょう。具体的にはインドメタシンやフェルビナクを配合した湿布薬や、イブプロフェンが配合された内服薬が望ましいですね。

整形外科を受診する

さまざまな対処をしても症状が解消されないときには、整形外科を受診するという手もあります。整形外科では肩の状態を客観的に見ることができ、正しい診断をしてもらうことができます。

肩こりになってしまう原因は多種多様あるため、自分で判断するのが難しいことがあるのです。特に肩こりだけではなく頭痛や手のしびれといった症状がある場合には、早急に病院を受診してください。

肩こりが起こる他疾患

肩こりの陰には他疾患が絡んでいることがあります。中には放置しておくとさらにリスクが広がっていく症状もあるので、具体的に知っていきもしものときに備えましょう。

変形性頸椎症

主に加齢によって骨と骨との間をつなぐ椎間板の弾力が減少し、椎間板に接している椎骨が変形します。その椎骨が脊髄神経を刺激することで、首や肩に痛みを感じ手にしびれを感じることもあります。

狭心症

動脈硬化によって血液の流れが悪くなり、心臓の筋肉が酸素不足になります。胸や左肩にも痛みが広がり発作状態が数分続くこともあります。

高血圧症

遺伝・肥満・塩分過多が原因で高血圧の状態が続く症状です。肩こり・動悸・息切れといった症状も現れるため、非常に強いストレスを発症者に与えます。

肩こりは他疾患によって起こっているケースが多くあります。その場合、肩こりだけではなくさまざまな症状が合併している可能性も出てきます。

自分に当てはまっている症状が無いかを確認し、すぐに医師に相談するようにしてください。診療科に迷いがあるときには総合病院を受診したり、かかりつけの医師に相談してみるといいですね。

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記事執筆・監修

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漢方生薬 研究所

漢方生薬研究所のスタッフによる執筆・監修記事です。漢方をはじめ、第二類医薬品や第三類薬品、健康食品、サプリメント、遺伝子検査の情報を配信しています。

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