病気・未病

関節痛はなぜ起こってしまうのか?その原因と対策法を知ろう

関節痛は体中に痛みをもたらす困った症状を生み出します。そんな関節痛を生み出す原因とは、どういったものでしょうか。またその対処法はあるのでしょうか。

この記事では関節痛を詳しく紹介し、対策法まで網羅していきます。

関節痛の具体的な症状

関節痛
関節痛は膝や肘、股関節といった部分に慢性的な痛みを感じ、生活に支障を来たします。特に曲げ伸ばしといった行動を起こすときに、強い症状を示しちょっとした動作も困難です。

特に膝関節や股関節に支障を来たした場合、歩くのにも多くの困難が伴うため大きな問題を起こすことになります。

関節痛の原因とは

スポーツによる、肘・膝への負荷

野球・ゴルフ・テニス・卓球といった肘をよく動かすスポーツにより、重い負荷をかけ続け関節痛となることがあります。その理由は主に長年に渡りダメージを与え続けたことが原因で、スポーツ選手によく見られます。

他にもサッカー・バスケといった膝をよく使うスポーツでも、膝の関節痛に悩まされることが珍しくありません。

こういったケースでは関節となる部分に負荷をかけ続けたことが原因なので、一時的にそのスポーツをやめることで解消される可能性があります。

肥満による膝への負荷

体重が重くなりすぎるとクッションとなる膝関節の軟骨がすり減り、関節痛になることがあります。通常の状態はもちろん、かがむといった動作のときにも、膝に体重がかかるため相当の負荷となってしまうんです。

体重を管理することで解消される場合があるので、体重が原因の場合は比較的簡単に痛みを軽減できます。

加齢による関節軟骨の摩耗

年齢を重ねることにより関節軟骨が摩耗し、クッションとしての働きが弱まることがあります。これはどうしても解消しようがないことなので、関節軟骨に働きがけ痛みを軽減していく治療が行われます。

運動不足による筋力の低下

膝関節は大腿四頭筋とハムストリングスにより、健康的な状態が保たれています。この状態が崩れると体重や負荷に耐えることができず、関節痛といった形で不調が現れます。

この状態を防ぐためには適度の運動を取り入れて、膝周りの筋肉を鍛えていくことが必要です。

職業病による間接への負担

長年同じ職業に従事することにより同じ場所に負担がかかり続け、関節痛を呼び込むことがあります。例えば重い物を持ち続け、腕をよく使うといった職業だと関節痛のリスク高くなります。

長年の家事労働による負荷

家事労働によっても関節痛を起こす可能性があります。家事は長年に渡り同じ作業を繰り返し重い物を持つこともあるので、長年の負荷が年齢とも重なり一気に出ることが珍しくありません。

育児経験があると子供を抱っこしたり支えるといった経験も出てくるので、その分の負担がいきなり出ることもあります。

関節のダメージ具合は人によって大きく違ってきますが、日常のちょっとした動作や長年の習慣によってダメージが蓄積され、徐々にもしくはいきなり関節痛となって発現します。

誰に起こってもおかしくない症状といっていいでしょう。

サプリメントで関節痛を予防

サプリメント
関節痛を未然に防ぐためには普段から意識し、予防を行っていくことが大切です。

食事療法も大切ですが必要な栄養分を補おうと思うと大変です。そんなときに役立つのがサプリメントとなります。サプリメントには栄養素が合理的に配合され、効率のいい栄養摂取が期待されます。

グルコサミン

軟骨の摩擦を軽減する働きをするため、関節痛だけではなく変形性関節症といった痛みと腫れを伴う症状にも効果が期待できます。

コンドロイチン

軟骨に弾力を与える成分とされ、粘膜の保護にも効果的です。主にうなぎやマグロの目玉といった頻繁に食べることがない食品に含まれているため、サプリメントからとるのが効率的でしょう。

オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸はコレステロール値を減らし、頭の働きや血流安定に効果的といわれている成分です。関節痛の原因は生活習慣や体重の増加とも関係しており、体を健康的に保つことで解消されることがあります。

栄養を取りさえすれば関節痛が解消されるとは限りませんが、予防を助けることはできます。サプリメントを上手に利用して、事前に対処していくといいでしょう。

関節痛を軽減する対処法

関節痛を軽減する方法
関節痛にすでになってしまった場合には、保存療法と手術療法の選択が必要となります。保存療法とは主に自分でできる対処法を行っていくことであり、手術療法とは医師の手を借り根本的な治療を行うことです。

保存療法

・ 関節周りの運動

関節痛は関節周りの筋肉の衰えによって、起こる可能性のある症状です。無理なく鍛えていくことで、関節痛の痛みを軽減することができます。

例えば屈伸を繰り返し太ももを鍛える運動や関節の曲げ伸ばしといった、それほど負荷のない運動が取り入れられます。

これを繰り返すことによって関節周りが鍛えられ、関節の可動域が広がれば関節への負担が軽減され痛みが一部解消される可能性があります。

・ 温熱療法による血行促進

ホットパックと呼ばれる温熱剤が入ったパックを利用し、関節周りの血行をよくし痛みを解消していく療法です。関節周りに巻くだけなので、これといった行動を起こすことなく簡単に行えます。

・ 装具療法による固定

関節痛になると関節周りが安定せず、非常に痛みを伴います。その状態を軽減するため装具を取り付け、関節周りを安定させるのが装具療法です。

関節を動かす際の動作を助けてくれるので、とても効率的に症状を安定させることができます。

保存療法は特に大きな準備を行うことなく、行えるため気軽に挑戦することができます。

手術療法

手術療法ではその関節痛の要因や重症度によって、さまざまな手法が行われます。

・ 骨切り術

関節がそれほどゆがんでいない状態だと、骨切り術という手法が選ばれることが多いです。関節近くの骨を切ることで関節の向きを変え、関節全体を安定させる方法となります。

・ 人工関節手術

関節部分に人工的に作られた関節を入れることにより、関節周りを安定させ負担を軽減する手術です。金属やセラミック、ポリエチレンといった、体との相性がいい素材が使われます。

他疾患による関節痛

関節痛の原因は多くが長年の負荷によるものですが、他疾患が原因で結果的に関節痛の症状が起こることがあります。

全身性エリテマトーデス

発赤、発疹、日光過敏といった、全身に数多の症状が現れる病気です。その症状の中には関節痛を伴うものもあり、長期化していくことで炎症を引き起こします。この炎症により、多くの症状を引き起こすことになるのです。

関節痛だけではなく、他の部分にも疾患があった場合には、全身性エリテマトーデスを疑ってみてもいいでしょう。

多発性筋炎・皮膚筋炎

多発性筋炎・皮膚筋炎は炎症により全身の力が入らなくなったり、痛みがひどくなっていく病気です。特に関節痛が起こる頻度は高く、リウマチ性疾患と間違われるケースも珍しくありません。

多発性筋炎・皮膚筋炎は膠原病の一種とされ、はっきりと原因が分かっていない症状の一つです。

そのほかにも、強皮症やシェーグレン症候群といった、多くの他疾患によって関節痛の症状が出ることが珍しくありません。関節痛のほかにも多くの症状がみられた場合には、他の病気を疑い直ちにお近くの病院に相談してください。

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記事執筆・監修

運営者

漢方生薬 研究所

漢方生薬研究所のスタッフによる執筆・監修記事です。漢方をはじめ、第二類医薬品や第三類薬品、健康食品、サプリメント、遺伝子検査の情報を配信しています。

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