病気・未病

動脈硬化の初期症状は?起こりやすい部分や症状の推移を見てみよう!

動脈硬化は侮ると、命を落とす場合もある危険な病気です。

今回は動脈硬化には初期症状があるのか、さらに起こりやすい病気について書いていきます。

ぜひ知識として読んでみて下さい。

まずは知っておこう!動脈硬化について

私たちの体の中にある動脈は、酸素や栄養を含んだ血液を心臓から送り出している血管のことをいい、弾力性、しなやかさがあり、内壁は滑らかになっています。

動脈は外側から、外膜・中膜・内膜の3つの層から出来ていて、内膜は内皮細胞でおおわれています。

しかし、この内皮細胞が高血圧や、糖尿病、ストレスなどで傷がつき、コレステロールや中性脂肪が溜まるなどすると、血液の流れが悪くなります。

これが動脈硬化です。

動脈硬化の詳しいメカニズムについては、こちらの記事に詳しく記載してあるのでぜひ一度読んでみて下さい。

動脈硬化を放置すると・・

動脈硬化は後ほど詳しく書きますが、起こる場所によって時には命を落とす重大な病気を引き起こす場合があります。

ここでは動脈硬化を放置すると発生する病気を書いておきます。
k24

①脳梗塞

脳の血管の動脈硬化が進み、プラークが破れ血栓ができ発生します。

また心臓で出来た血栓が脳にまで流れ、脳の血管を詰まらせてしまい脳梗塞が起こります。

脳梗塞が起きると、ひどい場合は突然意識を失い、そのまま死んでしまうケースもあります。

また発作が起きると突然、片足や手足のまひ、ろれつが回らないという症状が起き、対処が遅くなれば後遺症も残ります。

②眼底出血

網膜に血液を送る動脈が動脈硬化を起こします。

これを放置すると、網膜全体に血液が届かない虚血状態が起こり、網膜は光を感知できず視力が低下します。

人によっては発症する前に頭痛や一過性の黒内障、目の奥の痛みを感じることがあります。

③閉鎖性動脈硬化症

主に足の動脈に動脈硬化が起こり、血液の流れが悪くなります。

歩いているとふくらはぎに痛みが起こり歩けなくなり、休むとまた歩けるという症状ができます。

しかし放置すると安静にしても痛みが起こるようになり、血流の流れが止まっているところに潰瘍が出来たり、最悪の場合足を切断することもあります。

④腎不全

高血圧が原因で、腎臓の血管が動脈硬化を起こし、腎臓障害が起こります。腎臓障害が起きると、老廃物を十分に排泄出来なくなり腎臓の働きが30%になると、腎不全と診断されます。

慢性腎不全になると、腎機能は二度と回復することは無く透析を行う場合もあります。

⑤心筋梗塞・狭心症

狭心症は、心臓の筋肉へ血液を送る冠動脈の一部に、動脈硬化が起こるとその先に血液が送られなくなるので、胸が締め付けられるような痛みを感じます。

一方で心筋梗塞とは、血液中コレステロールの塊(プラーク)が破れ、冠動脈の一部の血流が完全に途絶えその先の心筋が死んでしまうことです。

いきなり激しい痛みが襲い、吐き気や呼吸困難が起こり最悪の場合死に至ります。心筋梗塞の発作は1分1秒を争います。

動脈硬化の初期症状は?

k25
動脈硬化は最悪なことに

無症状

です。

そのため動脈硬化は別名「サイレントキラー」とも呼ばれています。

症状がなく進行していくため、ある日突然心筋梗塞や脳梗塞の発作が起き死に至ることがあるのです。

症状が出るということは「かなり動脈硬化が進行している」ということです。

症状が比較的に現れる場所と具体的な症状を書いておきます。

①脳

・めまい
・ろれつがまわらない
・手足がしびれる、力が入らない

②心臓

・階段の上り下りで動悸を感じる
・息苦しくなる
・胸に痛みを感じる
・疲れやすい

③足

・足が冷える
・太ももの裏側、ふくらはぎに痛みがある
・足をひきずる
・安静にしていても痛む
・傷が化膿して治りにくい

以上が動脈硬化がかなり進行しているときに感じる症状です。

これらの症状が起こったらすぐ病院を受診して、一度しっかり検査を受けましょう。

動脈硬化症状の移り変わりを見てみよう!

動脈硬化は無症状と書きましたが、閉鎖性動脈硬化症は初期症状を感じることがあります。

ここでは「閉鎖性動脈硬化症」の症状の変化を見ていきます。

今から書くFontaineとは、閉鎖性動脈硬化症の症状の分類を表す言葉になります。

FontaineⅠ度:無症状・冷え・しびれ(軽度虚血)

初期は無症状場合もありますが、冷えたり、運動をすると不安を感じるようになることもあります。

またしびれがすぐ治まってしまったり、脱毛や皮膚の色の変化がみられるようになります。

FontaineⅡ度:(中度虚血)

動脈硬化が進行すると、一定の距離を歩くとかなり足が痛くなり、歩けなくなるがしばらく休むと歩けるようになる、間欠性跛行が起こります。

歩く速度を遅くすると、歩く距離が伸びます。

FontaineⅢ度:安静時疼痛期(高度虚血)

足がじっとしていても痛むようになる症状です。

ジーンとした痛みのため、夜も眠れないなど生活に支障が出ます。

FontaineⅣ度:潰瘍・壊死期(重度虚血)

この時期になると、かなり動脈硬化が進行していて、血行の悪い場所の皮膚には壊死や潰瘍が起こります。

最悪の場合、足を切断する場合がありとにかく早く治療することが大切になります。

以上が閉鎖性動脈硬化症の症状の推移になります。

まず急に足の冷えを感じたり、しびれを感じたら要注意です!

動脈硬化は予防が大切!

k26

動脈硬化は生活習慣から起こるので、日々の生活習慣を見直し予防することがとても大切です。

・バランスのいい食事
・ストレス発散
・禁煙
・運動

これらは血液をサラサラにして動脈硬化を防ぎます!

また上記の改善方法は全ての生活習慣病の予防にもなります。

動脈硬化の改善方法についてはこちらの記事に詳しく書いてあるので、ぜひ参考にしてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

今回は動脈硬化の初期症状や症状の推移について見てきました。

動脈硬化はサイレントキラーと呼ばれていて、初期症状ほとんどないということがわかりました。

症状が起こっているときは、かなり動脈硬化が進行している状態なので注意が必要です。

動脈硬化は予防がとても重要になります。

自分の生活習慣を見直し、血液をサラサラで健康な状態にしましょう!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

記事執筆・監修

運営者

漢方生薬 研究所

漢方生薬研究所のスタッフによる執筆・監修記事です。漢方をはじめ、第二類医薬品や第三類薬品、健康食品、サプリメント、遺伝子検査の情報を配信しています。

関連おすすめ記事

同じカテゴリ新着記事

TOP
何かお困りですか?