美容・健康

秋の不調は肺の弱り!?東洋医学的な対処法とは?

秋に体調を崩しやすい方必見!!東洋医学的にオススメな秋の養生

暑い夏が終わり、涼しい季節、秋の到来です。

秋は、根菜類、果物などたくさんの味覚を楽しめる季節ではありますが、

  • 咳や痰が出やすい
  • 喉が腫れやすい
  • 肌が荒れ・乾燥
  • 落ち込む、悲しくなる

などの症状が見られる季節でもあります。

これらの症状は、東洋医学的で「肺」が弱っている可能性があるとされていて、昼夜の気温差が激しく身体への負担が大きくなることが要因として考えられています。

今回は東洋医学的な考えから「肺」を労わる秋の養生やオススメの食べ物について書いていきますので、興味のある方はぜひ一度読んでみて下さいね。

本格的な秋の始まり

 

大気の状態が安定し、空気が澄んだ秋晴れの日が多くなってきました。

暦の上で10月8日は「寒露(かんろ)」を迎えます。

朝晩の気温差が大きく15度以上の気温差が開く日も出てきたりと、身体がうまくついていくことができず自律神経のバランスを崩しやすくなります。

自律神経とは内臓や血管などをコントロールし、体内の環境を整える神経の事を指し、交感神経と副交感神経の2つから成り立っています。

交感神経

昼間活発に行動する際に優位になり、体温を調整する為に汗を流したり、緊張したときに心臓の鼓動を早めたりしてくれます。

副交感神経

リラックスしているときに優位になり、寝ているときに内臓の働きを良くしてくれたりします。自律神経のバランスが崩れると疲れやすい、寝つきが悪い、動悸がするなどの様々な不調が現れます。
規則的な睡眠・食事をし、夜はゆっくりと入浴する事を心掛けると自律神経が整いやすいので意識的に心掛けましょう。

秋に肺が弱まりやすい理由

東洋医学では身体の働きを五つに分類します。

これを五臓といい(肝・心・脾・肺・腎)からなりたっていて、その中でも秋は「肺」がダメージを受けやすいと考えられています。

そして、乾燥した空気が髪・肌・口などの気管から入り込むことで、「肺」にダメージを与え呼吸器の症状(せきやたんなど)が起こりやすくなります。

また、東洋医学の「肺」は呼吸器だけでなく水分代謝・気血を生成・皮膚の状態をコントロールしていると考えられている為、咳や痰の症状だけでなく肌の乾燥などにも症状として出てきます。

具体的に「肺」の不調として出る症状としては

  • 咳や痰がでやすい
  • 風邪を引きやすい
  • 花粉症やアレルギーがある
  • 肌が弱い
  • 肌が荒れ、乾燥している
  • 喉が腫れやすい
  • 喘息がある
  • 悲しくなることが多い
  • 呼吸しにくい
  • 声が小さい

などがあります。
あなたはいくつの症状が当てはまりましたか?

上記の症状に3つ以上当てはあれば東洋医学的に「肺」がダメージを受け、弱っていると考えられています。

「肺」のが弱っている方は今からご紹介する2つの方法を実践し、ケアしてあげることで身体の調子がよくなるのでぜひ実践してみて下さい。

深呼吸で「肺」のダメージをケア

上記で説明したように、秋は空気が乾燥し身体に様々な症状が出やすい季節でもありますが気持ちの面でも影響を及ぼすことがあります。

「肺」は五行で憂(悲)を担当し、寂しくなる・落ち込むといった状態は、「肺」が弱っているサインの一つです。

そこで、「肺」が弱っている状態をしっかりとケアするためにオススメな方法が深呼吸です。

東洋医学では、規則的に深呼吸することによって「肺」が活発に活動し、全身の気(生命活動の原動力、エネルギー)の流れが良くなるとされています。この気滞の不調を予防する為にも深呼吸をし、「肺」を活性化させ全身の気の流れを良くする事が有効的です。

また、西洋医学的な観点でも深呼吸は効果的と言えるでしょう。

  • セロトニン(幸せホルモン)分泌
  • 血行促進
  • 自律神経が整う
  • 緊張の緩和

これらも効果も深呼吸によって得ることが期待できます。

以上のことから東洋医学・西洋医学どちらの観点からしても深呼吸を行うことによって巡りがよくなり心身共に整います。

深呼吸は時間を取らず、場所も選ばず気軽に行うことができるので秋は意識的に行うようにしましょう。

秋の不調から身体を守るフルーツ

「肺」の働きを助ける食材の一つとして梨があります。

梨には薬膳の考えで潤肺作用(乾燥した肺を潤す作用)がある為、空気の乾燥しやすい秋にはピッタリの食材です。また、梨には乾燥による喉の痛みや空咳にも効果的とされている為自宅にストックしておくと便利です。

※ただし梨は熱を奪う寒性の食材の為、冷え性の方は摂取の仕方に注意が必要です。

身体を温める温性で潤肺作用のある蜂蜜と一緒に摂取すると良いでしょう。

その他、梨と蜂蜜を煮込んでコンポートにしたり、梨と生姜を適量すり下ろした物に蜂蜜とお湯を加えてドリンクにしても摂取しやすいですし、身体にも優しく、味も美味しいのでおやつ代わりにもオススメです。

薬膳って難しい?

薬膳ときくと手間がかかる・難しそうなどのイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、以上で説明したように、梨やはちみつなど馴染みのある食材で薬膳の要素を気軽に取り入れることができます。

医食同源という言葉もあるようにバランスのとれた食事で不調や病気を予防することができる為、薬膳の要素を取り入れ秋の食事を楽しみましょう。

まとめ

いかがでしたか?今回は東洋医学的な秋の過ごし方について見ていきました。

秋に調子を崩しやすい方は身体を潤す梨を食事に取り入れ、ゆっくり深呼吸するなどしてリラックスし健やかに過ごしましょう。

秋の夜長にヨガをしてゆったりと過ごすのも素敵ですね。

秋口に調子を崩しやすい方も、今回ご紹介をした少しの工夫で毎日が過ごしやすくなるので今回紹介した方法をぜひ試してみて下さい。

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記事執筆・監修

国際中医美容師

運営者

漢方生薬 研究所

漢方生薬研究所のスタッフによる執筆・監修記事です。漢方をはじめ、第二類医薬品や第三類薬品、健康食品、サプリメント、遺伝子検査の情報を配信しています。

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