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秋の便秘は乾燥が原因!?東洋医学での解消法

秋になって急に便秘に!?

10月23日に暦の上で霜降(そうこう)を迎え、気温の低下や乾燥を肌で感じるようになってきました。

秋が深まるにつれて

  • 急に便秘することが増えた
  • 毎日便通はあるが残便感がありスッキリしない
  • もともと便秘しやすいが更に便秘をしている

などの症状に当てはまる方も多いのではないでしょうか?

東洋医学の観点で秋は大腸の乾燥が原因の便秘になる方がとても多いです。

今回は秋におこる大腸の乾燥による便秘とその対処法について書いていきますので、秋の便秘にお悩みの方はぜひ読んでみて下さい。

そもそも便秘とは

日本内科学会では「3日以上便が出ていない状態、または毎日は排便があっても残便感がある状態」と定義されています。

人によって食事の量や生活リズムなどが違う為、定義が非常に難しいですが毎日排便していてもスッキリ感がなく残便感がある場合は便秘と考えて下さい。

便秘をすると

  • お腹が張る
  • 腹痛
  • 便が出にくい
  • 残便感
  • 肌荒れ
  • 吹き出物

などの問題が起きると考えられます。

不快感や腹痛だけではなく、肌荒れや吹き出物などの美容のトラブルも起きるとなると女性は特に便秘に気をつけたい症状の一つです。

 

大腸の乾燥による便秘とは!?

秋に便秘をしやすい理由は大きく分けて2つあります。

空気の乾燥

東洋医学の五行説(ごぎょうせつ)では秋は「燥(そう)」の季節にあたります。

肺や大腸は燥邪(そうじゃ)とよばれる乾燥性があり津液(しんえき)と呼ばれる身体の中の水分を損傷しやすい邪気(じゃき)の影響を受けやすいと考えられています。

秋に燥邪は

  • 気管支
  • 大腸
  • 皮膚

などに乾燥をもたらしやすく、不調を招きます。

燥邪が大腸に乾燥をもたらすと必要な津液を大腸に供給できなくなり便が固くなります。

便が硬くなると排便がスムーズに行われず、便秘に繋がります。

 

水分摂取量の低下

秋が深まり気温が低下してくると水分摂取量が低下する傾向にあります。

夏は水分を意識的に摂取していたのに秋になって急に水分摂取量が減った方も多いのではないでしょうか?

一日の総体的な水分量が減ると大腸へ配分される水分が少なくなり、便の硬化を招く為便秘が悪化します。

 

大腸に潤いを与える食事

 

大腸の乾燥に潤いを与える為の有効な方法の一つ目として食事があります。

薬膳では薬食同源(やくしょくどうげん)と呼ばれる言葉があり、普段の食事が薬と同じくらい大切な事を意味します。

大腸の乾燥による便秘には潤いを与える食事をすることが便秘の解消のへと繋がります。

薬膳で潤いを与える食材として

蜂蜜 / 梨 / ハトムギ

やまいも / 白ごま / 杏仁

レンコン / 白きくらげ / 豚肉

 

などがあげられます。

また、腸内環境を整え免疫力を高めるとされているキノコ類もオススメです。

普段外食が多い方もランチに豚肉ときのこの炒め物やデザートを杏仁豆腐をチョイスするなどの工夫をすることによって、便秘解消に役立ちます。

主食で考えると小麦粉食品は身体の潤いを奪ってしまう性質がある為、パン食(小麦)よりご飯食(お米)をオススメします。

特に水分の多いお粥は便を柔らかくして便通を促し、便秘の改善につながるオススメの食事です。

 

 

「朝一杯の白湯」が大腸に潤いを与える

大腸の乾燥に潤いを与える為に有効な方法の二つ目としてこまめな水分摂取があります。

体格や体質、活動量などの個人差はありますが日本人が一日に必要な飲料水による水分摂取量の目安は約1L~1.5Lとされています。

気温が低下すると水分摂取量が減りやすい為、意識的に水分摂取することが大切です。

一気に大量の水分を摂取しても体内への吸収率は低い為、一日に何回かに分けてこまめに水分摂取することを心掛けましょう。

冷蔵庫で冷たく冷やした飲み物は内臓を冷やし大腸の働きを低下させてしまう為、温かい白湯を摂取することをオススメします。

白湯を摂取するにあたって特にオススメのタイミングは朝です。

朝起きてすぐに一杯の白湯を飲めば胃腸が刺激されるので腸の動きを促すことも期待でき、便秘解消に役立ちます。(胃‐結腸反射)

コップ一杯の白湯をなるべく起床から15分以内にゆっくりと飲むようにすると効果的です。

白湯を飲むのが苦手な方は蜂蜜をスプーン一杯入れた蜂蜜白湯が飲みやすくてオススメです。

白湯も蜂蜜も大腸に潤いを与える作用があるので便秘解消に役立ちます。

 

まとめ

いかがでしたか?今回は大腸の乾燥による便秘について見ていきました。

便秘は腹痛や不快感だけではなく肌荒れなど美容上の問題も引き起こす為注意が必要です。

今回は白湯や食材など比較的気軽に取り組める東洋医学の観点での便秘解消方法をご紹介しました。

忙しくて中々自炊ができない方もお粥や蜂蜜、杏仁豆腐などコンビニで購入できる食材で無理なく日常生活に薬膳を取り入れて秋の便秘解消を目指しましょう。

 

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記事執筆・監修

国際中医美容師

運営者

漢方生薬 研究所

漢方生薬研究所のスタッフによる執筆・監修記事です。漢方をはじめ、第二類医薬品や第三類薬品、健康食品、サプリメント、遺伝子検査の情報を配信しています。

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