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葛根加朮附湯(カッコンカジュツブトウ)の効能と副作用とは?徹底解説!

葛根加朮附湯はあまり耳にしない漢方薬ですよね。しかし、葛根加朮附湯は私たちの日常的な悩みを解消してくれる漢方薬なんです。

特に体のこりや神経痛の悩みを持っている人は、葛根加朮附湯を使用してみましょう。

葛根加朮附湯の効能

神経痛
葛根加朮附湯は肩こりや神経痛などに効果的な漢方薬です。これらの症状は、何も対策をしないでいると改善する事は難しく悪化していく一方ですよね

葛根加朮附湯の副作用

漢方薬は、単体の成分ではないため副作用を感じることは西洋医学の薬と比べ、少なくなっています。

しかし、まれに副作用を感じる人もいるので、事前にチェックし備えておきましょう。

むくみの症状

体全体もしくは一部分にむくみの症状が表れ、体重の増加も伴うことがあります。一見分かりにくいですが、ズボンの締め付けや靴が入らないといったことが起こるのでよく確認してみてください。

見た目によくわからないときには、気になる部分の皮膚をつかんでみましょう。へこんだままで元に戻らないときは、むくみの可能性が高いです。

手や足がしびれる

手や足がしびれ震えや力が入らないといったことが起こったら、副作用の可能性があります。ピクピクと痙攣に似た症状が表れることもあるので、使用の際は手足が通常通り動くか確認してみてください。

だるくて力が入らない

体中がだるく力が入らないようなら、副作用を疑いましょう。体がだるいといっても個人差があり、重苦しいといった症状となって表れることがあります。

のぼせや発汗

体が熱くなりのぼせや発汗の症状も、葛根加朮附湯による副作用の可能性があります。体温の上昇は自分では分かりにくいですが、体温計を使うなどしておくと分かりやすいですね。

食欲不振と吐き気

気持ち悪さが続き吐き気を伴うことがあれば、副作用の可能性があります。

副作用は人それぞれ違い、紹介した以外の症状が出る可能性もあります。少しでも違和感があったら、医師に相談するようにしましょう。

葛根加朮附湯の注意点

注意点
葛根加朮附湯は使いやすい漢方薬ですが、使用に注意が必要な場合があります。事前によくチェックしておきましょう。

持病のある人

持病のある人が漢方薬を使用すると効能が悪い方向に働き、症状を重くしてしまうことがあります。特に循環器系の疾患がある人は、独断で服用せず必ず医師に相談してください。

薬を服用している人

併用薬の効果に影響を及ぼす場合があります。医師や薬剤師に相談してください。

体力が弱っている人

体力が著しく低下していたり、胃腸の調子に自信のないときは慎重に服用しましょう。

妊娠中の人

医師に相談し使用してください。

特に飲み合わせに注意!

葛根加朮附湯は飲み合わせによって、体に不調を来たす場合があります。漢方薬や市販薬の飲み合わせに注意してください。

交感神経に働きがける薬

葛根加朮附湯には麻黄が含まれますが、麻黄には血管や心臓に負担をかけるエフェドリン類が含まれています。

循環器系に疾患のある人や交感神経を刺激するような薬や麻黄を含む漢方薬などを服用している人は慎重に服用しましょう。

甘草

甘草は漢方薬によく使用されるため、知らず知らずのうちに服用している可能性があります。

漢方薬を使用するときは甘草の含有量を確認しましょう。

わからない場合は、医師や薬剤師に相談すると含有量をチェックしてもらえます。

漢方薬をうまく服用する方法

漢方薬
漢方薬は独特の味わいから、服用しにくいと考えている人が多いです。毎日簡単に摂取していくために、自分で工夫を行っていきましょう。

食後に服用する

漢方薬は食前に服用したほうが効果的と言われています。しかし、食前は飲み忘れをしやすかったり、味を敏感に感じてしまう事があります。

忘れてしまった時や漢方薬を刺激的に感じる時は食後に服用してしまっても大丈夫です。

オブラートで包む

ドラッグストアでも簡単に購入できるアイテムとして、オブラートがあります。

味がとにかく苦手という人にはオススメです。

はちみつやメープルシロップに混ぜる

はちみつやメープルシロップは甘いので、漢方薬の嫌な苦みを軽減することができます。自分で量を調節することもできるので、とても便利です。

服薬ゼリー

様々なメーカーから漢方薬をツルッと飲み込めるゼリーが発売されています。

漢方薬を混ぜてそのままスプーンですくって食べることができるので、喉や入れ歯に残ってしまうようなトラブルが軽減できます。

フレーバーもたくさんあるのでデザート感覚で食べられます。

葛根加朮附湯をより効果的にする方法

効果的な方法
葛根加朮附湯はとても効果的な漢方薬ですが、普段の生活を整えるとより効果を感じやすくなります。

入浴剤を使う

入浴剤にはさまざまな成分が含まれているので、体を温めながら体調に合わせて色々な商品を試してみるのもオススメです。

安眠アイテムの使用

安眠できていない状態が続くと自律神経や血行にも悪影響を与えてしまいます。

なかなか寝付けないといったことがあるようなら、安眠に効果的なアイテムを使ってみてはいかがでしょうか。例えばトリプトファンやグリシンが配合されたサプリメントを使用してみたり、枕を変えてみたりしてみるのもオススメです。

葛根加朮附湯は使っていきやすい漢方薬

葛根加朮附湯はまだまだ知名度が少ない漢方薬です。しかし、現代人にはぴったりの漢方薬だと思います。

漢方薬が苦手な人は、便利アイテムを利用するのもオススメです。漢方薬は毎日服用していくことが大切です。無理なく使用するために、自分でできる工夫を行っていきましょう。

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記事執筆・監修

漢方薬剤師/薬膳料理家/国際中医師/国際中医美容師

大久保 愛

「アイカ製薬」代表取締役。
秋田の自然で薬草や山菜を採りながら育ち漢方や食に興味をもつ。薬剤師となり中国の北京中医薬大学で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び資格を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て漢方・薬膳の専門家として商品開発・ライティング・企業コンサルティングなどに携わる。

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